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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年06月16日

「さらばトロイカ」。 ついでに「さらば民主党!」

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何をやってもダメな民主党という政党は、2003年の民由合併以降、鳩山由紀夫、菅直人、小沢一郎の3名、いわゆるトロイカが中心となって発展してきた政党である。
渡部恒三、羽田孜ら長老議員も存在するが、渡部氏は単に歳をとっているだけで、昨今、政治評論家の域を出ない。羽田氏に及んでは、国会に通うのでさえ介添えを必要とする、ご老人である。
いずれにせよ、この党内で常に多数派を形成してきたのは、鳩山、菅、小沢の3名である。
民主党はこの多数派形成のかたちを派閥ではなくグループと呼ぶが、自民党と同じ名称を避けることによって、あたかも違いを出そうとするだけであって、やっていることは大差ない。
政党内では、多数派を形成した者の声こそが響く。

しかしそのトロイカが、いま崩壊しようとしている。

崩れ去る民主党トロイカ3バカ

菅・鳩山・小沢トロイカ一線を退くべき…仙谷氏 (06/13 Yomiuri Online)

 民主党代表代行でもある仙谷由人官房副長官が、菅首相(党代表)の早期退陣要求を明言した。
 また、仙谷氏は首相、鳩山前首相、小沢一郎元代表の「トロイカ」が一線を退くべきだとの考えを表明した。仙谷氏は次期代表選で野田財務相の擁立を検討しており、野田氏や、仙谷氏に近い前原氏、枝野官房長官らの世代による党運営を目指す意向を示したものだ。「恩讐を超える」ことにも言及し、小沢元代表を巡って続く党内対立に終止符を打つことにも意欲を示した。
 ただ、仙谷氏に対しては「首相を要職で支え続け、表裏一体の立場にあった責任を明確すべきだ」との批判も出ている。
 小沢元代表に近い議員は仙谷氏の発言について、「信用できない。小沢氏を排除しようとする可能性は十分ある」と警戒感を示した。
 首相に近い閣僚の一人も、「あっさり首相退陣のカードを切ったら野党が調子づくだけだ」と述べ、仙谷氏の首相退陣シナリオに否定的な考えを示した。


民主再生へ「脱トロイカ」胎動 (06/09 Sankei Expressより抜粋)

「トロイカの皆さんは民主党を政権交代に導いた功労者だが、そろそろ力を借りなくともわれわれの世代が、若い世代と一緒にやっていく形に変えたい」


そして、これが昨日の記事。

「もうついていけない」…鳩山G分裂の危機 (06/15 Yomiuri Online)

 民主党の鳩山前首相グループ(約40人)が分裂状態に陥っている。
 主要メンバーがそれぞれ独自の動きを強めており、菅首相退陣後の党代表選を機に空中分解する可能性も指摘されている。
 「菅さんがなかなかバトンを渡そうとしない」
 15日午前、国会内で輿石東参院議員会長と会談した鳩山氏がこう愚痴をこぼすと、輿石氏は小沢鋭仁前環境相と平野博文元官房長官の名を挙げ、「バトンを渡さないのに、もらおうという人たちが騒いでいる」と苦言を呈した。
 小沢、平野両氏はともに鳩山内閣で閣僚を務め、鳩山氏の側近と目されてきた。しかし、最近はそれぞれ主宰する勉強会を結成、小沢氏は次期代表選出馬に意欲を示し、平野氏も含みを持たせている。グループ幹事長の中山義活経済産業政務官も鹿野農相擁立に向け、水面下で動き始めている。
 鳩山氏の急速な求心力低下の発端は、今月2日の菅内閣不信任決議案への対応を巡るグループ内の混乱だ。
 鳩山氏が1日に不信任案に賛成する意向を表明した際、グループ会長の大畠国土交通相や中山氏ら中心メンバーの多くは反対を主張。鳩山氏は「がっかりした」と失望感を隠さず、幹部からも「鳩山氏にはもうついていけない」との声が相次いだ。


どうだろう。
驚くべきトロイカ求心力の低下である。

今更確認するまでもないが、民主党とは、鳩山が自民党を出て作った新党さきがけが起点で、そこに菅が合流。それが民主党(旧)となり、後に小沢の自由党といわゆる「民由合併」し、現在の民主党になる。
ところがこの出自段階で問題がある。
この党は、理念や信条を共有するものが集まってできた党ではなく、単に多数派を形成するためだけにできた党なのである。現在に至ってですら党の綱領がないというのは、政治信条より数の論理を優先したがために様々な立場を持った議員が集まり、意見の集約ができないのだ。
彼らの共通する目的はひとつだけ。 多数派を形成し、権力を握ることである。
従って、2009年の衆院選に掲げたスローガン「政権交代」は、政策ではなく目的であり、軽薄なメディアの後押しと相まって、政治素人の国民が乗せられたということに他ならない。
総じて言えば、彼ら民主党の使命は2009年8月の衆院選勝利で終了いると考えるのが妥当で、その後の民主党は惰性の産物であると言ってもいい。

話をトロイカに戻せば、この3人は最早断末魔の様相と言えるだろう。
鳩山は前述の如く取り巻きに見放されつつあり、菅の無能さと有害さは、野党はもとより党内からの要求によって、退陣が秒読み段階に入っている。
小沢は小沢で党員資格停止の身であり、刑事被告民として臨む法廷も、不利な証言が出てきて先行きは真っ暗。
党内の次世代リーダー候補たちは、上がボロを出し続けてくれるので、ニンマリだろう。
トロイカ3名は日本の政治には全く不要であり、失脚は歓迎すべきものだ。

しかし、後に残った民主党議員とて、寄せ集め以外の何物でもない性質は、トロイカが去っても変わるものではなく、旧社会党系の理念を引き継いだ議員が多数存在する以上、危険度は低下しない。
「いのちを守りたい」と声をひっくり返して叫ぶ者はいなくなるだろうし、多数を引き連れて中国詣でに行く議員もいなくなるだろうが、民主党は民主党なのである。
トロイカに引導を渡すもの、さしづめ仙谷由人が実験を握った世界を想定すると、より悪い方向に進む可能性だって否めない。
トロイカが去ったとき、看板を掛け替えた民主党に騙されぬよう、彼らの危険性を知る人は周りを諭しておかないと、また2009年夏の繰り返しになる。
今度こそ「さよなら民主党」と、永久のお別れを告げたいものである。


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