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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年06月12日
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震災から3ヶ月 ~ 政治力の欠如

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東日本大震災から3ヶ月が経過した。
昨日の2時46分、静かに黙祷しながら、この3ヶ月は一体なんだったのかという、いたたまれない思いでいっぱいになった。

この3ヶ月の間、日本には政治力というものがまったくなかった。
本当ならとっくに政権から退いていたはずの首相が、地震当日「あと2年(首相を)できる」とうそぶき、その後の政治空白をつくった。
復旧復興のための法案もろくに通さず、補正予算も店晒し、我々非被災者が送った義援金は被災者に届かないことを結果として判断すれば、この3ヶ月の政治は、政府自身が復旧・復興を自ら拒否し、政治の役割を放棄したようにも思える。

下記の写真は、震災直後と3カ月後の被災地の復旧ぶりを撮影したもので、Mail Onlineというサイトに掲載されていたものだ。

Mail Online: Back from the dead: Astonishing pictures show how Japan is recovering just three months after tsunami

日本の既存メディアは、被災者の困窮ぶりは好んで映すが、地道な努力によって見違えるまでに整理されている、このような被災地の様子はあまり取り上げない。
メディアの論調は、「誰が悪い」とか「誰の責任だ」というような責任論に終始していて、それらは日本人として自信を取り戻すよりも、自信を喪失させ、日本という国に誇りを感じさせないように画策している面があるようすら感ずる。

良い例が東電叩きだ。
私は東京電力という会社を尊敬もしないし、今回の震災対応においても、その杜撰さには怒りを覚える点が多い。
しかし、その東電の弱みを利用したのが、他ならぬ日本政府である。
本来、東電の原発は、国の建設基準をパスしたものであって、その建設基準の根拠となった想定を上回るほどの震災が起きたとき、一義的な責任を負うのは政府のはずである。
しかし今回、政府を筆頭として、保安院も原子力安全委員会も、東電を悪者にして一斉に逃げた。
東電の社長が被災者を訪問し、被災者の怒号の前で土下座をしている様子がテレビで放映されたが、なんとも嫌な映像だった。

私は東電を保護するつもりもないし、被災者の心情も理解するけれども、いま原発の最前線で、命を賭して国家国民を放射能から守ろうとしている東電社員や関連会社の人たちのことを考えると、頭ごなしに東電を非難することはできない。
むしろ、責任をすべて東電に押し付け、この災害を奇貨として政権浮揚の材料にしようとする、無責任極まりない愚劣な菅政権に、唾棄に値する嫌悪感を持つ。

下の写真に見られる、「絶対に復興するぞ!」という国民の気概と、それを妨げるだけの対極的な政治の姿勢。
国民は一流でも、政治は三流と言われる所以である。

四面楚歌に成りながら、必死に政治の最高責任者の椅子に座り続ける菅直人の姿勢は、憲政の私物化に他ならず、日本の国家的価値というものを劣化させる最大要因である。

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[ 2011/06/12 15:48 ] 政治 | TB(0) | CM(2)
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