最大野党の自民党は、来月1日にも内閣不信任案を提出する方向で検討していることが明らかになりました。
関係者によると、内閣不信任案をめぐって、自民党は民主党内の「反菅グループ」の情勢を見ながら、来月22日の国会会期末までに提出するタイミングを図っていました。ただ、公明党などから、会期末を待たずに前倒しで提出するべきだという意見が相次いだため、菅総理大臣がフランスで行われるG8サミットから帰国した後の来月1日に提出する方向で検討に入りました。自民党としては、1日に予定されている震災後初めての党首討論が終わった後に、菅総理には政権担当能力がないことなどを理由に内閣不信任案を提出したい考えです。
<緊急寄稿>われわれは何をなすべきか [叡智結集41人]
【大人のリーダーを求む】児玉清(俳優)
この国の危機管理のお粗末さに日々唖然としている。
予測不能な自然災害は当然起こり得ることだ。たしかに今回は国内史上最高のマグニチュードであった。未曾有の地震であることはわかるが、問題はその後の対応だ。
政府並びに関係各省庁の対応の至らなさは歯がゆいばかりだ。総理大臣も”決死で頑張る”とか精神論を披露するだけ、まるで昔の旧軍人総理となんら変わらない幼稚さだ。そんなことは当たり前ことで、それは当人が、そう決心してことに当たることで、具体的にどのような手段で、今、そこにあるこの国家的な危機を乗り越えるために何をするか、またできるかが急務なのだ。
TVの現地報告で刻々と訴えてくる窮状に対して何故即刻手を打てないのか。灯油、ガソリン、食料に水。ピンポイントで一刻の猶予を許さぬ地域へヘリコプターで落下傘投下するとか、方法はいくらもあるはずだ。
世界を震撼させた原発問題も同じ。東電のエリート集団の後手後手にまわった慌てぶりを含め、まさに日本は完全に幼稚化した人間たちがリーダーシップを握っていることを露呈した。その命令下で働く人人間達こそ最悪だ。そして国民も。
知恵と想像力と決断力のある大人のリーダーを今こそ日本は求めている。
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