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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年04月23日

友情の押し売りは拒否する! ~ 中央日報:日本が友情で応える番だ

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東日本大震災に際し、台湾は我が国に途方もない義援金を送ってくれた。
朝日新聞によれば、その額は官民合わせて144億円にのぼる。
日本政府は援助をくれた国々の新聞に感謝広告を掲載したが、中国との関係を配慮し、台湾はその対象国から外された。
それなら台湾への感謝広告は民の手でと、Twitterを起点とした運動への機運が高まり、謝謝台湾計画が始まる。
台湾の主要2紙へ広告を掲載するために必要な経費は240万円だったが、4月19日に始まった寄付は、同21日お昼までの積算で960万円を上回った。
私も微額ながら参加させていただいたが、「真の国際友好関係とは何か」を考えさせられる運動である。

そんな状況下で、たまたま訪れた中央日報のサイトで「日本が友情で応える番だ」というコラムを読み、辟易としてしまった。

中央日報:【コラム】日本が友情で応える番だ

まさかの友は真の友という言葉が合っているなら、台湾は日本の友になる資格がある。 史上最悪の大地震に苦しむ日本を支援するのに最も積極的な国が台湾であるからだ。

日本の時事週刊誌「週刊新潮」最新号によると、東日本大地震と関連した寄付金で世界1位の国が台湾だ。 3月11日の大地震から1カ月間、台湾人の寄付金は110億2000万円(約1466億ウォン)で、米国人の寄付より多いという。 同誌は「日本人は台湾からの寄付に驚いている」とし「台湾人こそ苦しい時に助けてくれる真の友であることを知った」と報じた。

日本外務省のホームページに入ると「東日本大地震関連情報」が出てくる。 英語・中国語・韓国語の3言語で大地震と関連した各種情報を提供している。 世界136カ国からの支援内訳も詳しく紹介されている。 しかしこれだけを見ても、どの国がいくら支援したのか正確に知るのは難しい。 寄付金額は一つひとつ明らかにするが難しい側面がある。 喪主が香典を公開することはできないものだ。

米国の募金額が1億5000万ドルを超えたという先月29日付のワシントン発外信報道もあるだけに、台湾の寄付額が実際に米国を上回ったかどうかは確実でない。 しかし台湾の対日支援の雰囲気が他国とは比較にならないほど熱いことは確かだ。 人口が米国の10分の1にもならない国が米国とほぼ同じ規模の寄付をしたのだから。

3月11日の大地震が発生すると、台湾人はわが身のことのように動いた。400トンの救護物資を真っ先に送ったのも台湾だった。 与野党の国会議員とともに一日分の俸給を寄付した馬英九総統は自らテレビの募金生放送に出演し、日本支援を呼びかけた。 台湾CTS放送が進行した生放送には100人余りの芸能人が参加し、4時間で7億8000万台湾ドルの寄付金が集まった。 結婚祝い金全額を寄付した俳優もいた。 台湾政府の集計によると、今月12日現在の寄付金は40億1000万台湾ドルで、うち91%の36億5700万台湾ドルは一般人が赤十字など9民間団体を通して出した

日本と同じく台湾は世界で地震活動が最も活発な環太平洋地震帯に属している。 大小の地震が頻繁に発生する。 20世紀だけで3度の大地震があった。 最も近いのは99年9月21日の大地震で、2321人が死亡し、57人が行方不明になった。 当時、最も積極的に支援した国が日本だった。 日本は海外救助団のうち最大規模の145人を急派し、11億台湾ドル(約412億ウォン)を寄付した。 地震に関する限り台湾と日本は同病相憐れむ立場であるしかない。 今回の日本支援は12年前の恩返しの性格が強いというのが駐韓台湾代表部広報官の説明だ。

朝鮮と同じく台湾も日本の植民地だった。 日清戦争で敗れた中国が下関条約で台湾を日本に割譲した1895年から、日帝が敗亡した1945年までの50年間、日本の支配を受けた。 私たちより長い植民統治を経験したが、日本に対する感情は私たちとは違う。 反日情緒は強くない。 占領初期に一部の抵抗はあったが、韓国の「三一運動」のような組織的、全国的な抵抗はなかった。 国を奪われたという認識より、支配階級が中国大陸の本土人から日本人に変わっただけだという認識が強かった。 漢陽(ハニャン)大比較歴史文化研究所のムン・ミョンギ研究教授は「『犬が去って豚が来た』という言葉があるほど、日帝に続いて台湾を統治した国民党政府に対する台湾人の反感は強い」とし「これが日本支配に対する錯視効果を起こした側面もある」と話す。

東日本大地震後の1カ月間、韓国では588億ウォン(約45億円)の寄付金が集まった。 他国を支援するために集めた寄付では歴代最高額だ。 元日本軍慰安婦女性までも募金に賛同した。 独島(ドクト、日本名・竹島)を日本の領土と記述した日本の歴史教科書問題さえなければ、もっと多くの寄付金が集まっていた可能性が高い。 韓国は台湾のように日本の世話になったこともない 人の痛みを自分の痛みと考える純粋な人道主義的な同情心以外には説明できない。

友情を金額で表すことはできない。 重要なのは金額ではなく、その中に込められた気持ちだ。 恩を返す気持ちが大切であるように、苦境に陥った人を助ける純粋な気持ちも大切だ。 韓国と台湾が集めた寄付金それ自体は、実際には日本にとって重要なものではないかもしれない。 なくても変わらないものかもしれない。 日本が心より感謝するべきことは、かつて植民地だった両国の国民が見せた友情だ。 今は日本が友情で応える番だ。

明福(ペ・ミョンボク)論説委員・巡回特派員


震災発生が3月11日。
同月30日に、日本の教科書検定の結果が公表され、韓国が自国の領土と主張する「竹島」を日本の領土であると記述する教科書が検定を通った。
その時点から、韓国の対応は急変する。
この検定結果を見越し、韓国は不法占拠する竹島へ設置したリポートの大規模改修を発表し、竹島の軍事拠点化をもって不法占拠の既成事実化を更に進める。
加えて、地方自治体を中心に、日本への義援金集めをやめてしまった事実もある。
このコラムの「独島(ドクト、日本名・竹島)を日本の領土と記述した日本の歴史教科書問題さえなければ、もっと多くの寄付金が集まっていた可能性が高い。」という文章は、その事実を認めるものだろう。
義援金は善意がかたちになったものだから、受ける側が要求したりはしない。
しかしこの事実は、韓国の人たちが人道支援と領土問題を分けず、非常に平面的な考え方しかしないということを意味しているように思う。

この「日本が友情で応える番だ」というコラムには、日本へのシンパシーなど微塵もなく、加えて言うのであれば悪意に満ちている。
韓国には「川に落ちた犬は、棒で叩け。」 という有名なことわざがあるが、苦境にある日本と日本人に対し、援助を差し伸べてくれる人がいる一方、このコラムや義援金集めの中止が、ことわざを忠実に実行する人やメディアが現存するという事実を示している。

このコラムには、事実関係の歪曲もある。
台湾も韓国も、植民地という呼称は適切ではない。これらはまぎれもなく、日本であった。統治をする側とされる側では受け止め方が違うのだろうが、少なくとも巨額の予算を投じ、両国にインフラ整備や教育の基盤を築いたことは、歴史的事実だ。
そして、最も悪意に満ちた文章は、「韓国は台湾のように日本の世話になったこともない。」という部分である。
この明福というライターがどういった歴史認識を持つかは知らないが、このライターは韓国が金融・経済危機に瀕した1997年、日本は118億円もの直接援助を行い、さらに日米欧民間銀行団の短期債務繰り延べ交渉妥結を主導した。これが市場に大きな安堵感を与え、韓国は危機を免れたのである。
こういう事実は、この明福というライターだけでなく、韓国国民にはあまり知られていないようだ。
2009年に閉鎖されてしまったenjoy koreaというオンライン掲示板では、「この通貨危機の時に日本に援助をしてもらったのを知っているか?」という問いに対し、「知っているが日本には感謝しない」13.3%、「日本政府の捏造だ」が73.4%にのぼる。
こういう国民性を持った人たちと付き合うのは、甚だ難しい。

台湾の方々の温かい支援の源を、蒋介石国民党との比較による錯視効果と言い切る文章にも悪意を感ずる。
結局、韓国の主張が全般的に何ら説得力を持たず、日本人の共感を得るどころか反感を生むだけなのは、その論説が歴史的事実の捏造と偏向教育から出ているからで、謙虚さを著しく欠くからだろう。

苦境にある日本に対してシンパシーを持ち、支援を差し伸べてくれる人には心から感謝するが、偽りの友情などご免こうむる

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