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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年03月29日
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琉球新報「それでも普天間はいらない」に思う

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ネットで話題になっていた、3月18日付けの琉球新報の社説「米軍の災害支援 それでも普天間はいらない」を読んだが、読了して得たものは脱力感のみだった。

全国紙の中では、朝日、毎日などの新聞がサヨクメディアと認識されているが、中央の新聞はそれでも微妙なバランス感覚を持っていなければ読者を増やす(もしくは維持する)ことができないため、イデオロギーを多少なりともオブラートに包む傾向がある。
一方で地方新聞には、イデオロギーをストレートに表現し、極論を是とする新聞が散見される。
沖縄紙全般、私の育った北海道の北海道新聞などがその例だ。

この社説で琉球新報は、米軍のドモダチ作戦を売名行為とし、米軍の支援は独りよがりの偽善と断じる。
ここまでくると、理解不能である。
沖縄の方々は、こんな社説を頷きながら読んでいるのだろうか。

正直申し上げるが、私は沖縄の方の基地負担の苦労を知らない。
決して理解しようとしていないわけではないが、その苦労や不便さは、恐らく沖縄に長年住まなければ理解できないだろうと思う。
しかしながら、ここは偏狭なイデオロギーを主張するのではなく、まずは米国に礼を言うのが先であり、筋だろう。
私は地震直後の3月12日のブログで、「論争がある国からの支援にも甘えるべきです。私は民主党を全く支持しませんが、いまこの時は、政府を全面的に応援します。」と書いた。つまりこの国難にあって、国民の命を守るためには、イデオロギーよりもまず先にやるべきことがあり、忌み嫌う民主党に頑張ってもらうしかなく、忌み嫌う特アからの支援も受け入れよということだ。
(さすがに人民解放軍は遠慮だが。)
琉球新報は、イデオロギーに毒され、判断基準が「米軍=悪」という、ステレオタイプの基軸に固執しすぎている。理性を失ったメディアほど、怖いものはないのだ。

米国だってバカではない。
人命救助や被災地派遣に打算がないとは言えないだろう。
それは、あの鳩山由紀夫という莫迦な宇宙人がズタズタに切り裂いた日米関係の修復でもあり、強固な日米同盟を示すことによる支那への牽制もあるだろう。
しかし、強いてうがった見方をして、そこに打算を見つけようとも、彼らの日本国民の人命救助や、被災者への献身的支援に対し、心から感謝の念を抱く。
1945年にタイムスリップして、マッカーサーを暗殺したいと思っている(笑)私でさえ、彼らに感謝する。

琉球新報は最早新聞メディアの枠から逸脱し、サヨク陣営の機関紙と化している。
この社説を読むと、東北の被災を対岸の火事としか見ていないようにさえ思える。
彼らにとっての当事者意識は、基地問題で迷惑を被る「被害者としての沖縄と」いう一点しかないのだろうか。


米軍の災害支援 それでも普天間はいらない (琉球新報 2011.03.18社説)

 効果的な人道支援を行うのに、国境や官民、軍の立場の違いなど言っている場合ではない。しかし、ここぞとばかりに軍の貢献を宣伝するとは、どういう神経なのか。
 東日本大震災への米軍の災害支援に絡めて、在日米軍が普天間飛行場の「地理的優位性」や在沖海兵隊の存在意義などをアピールしている。強い違和感を覚える。
 在沖米総領事館は、沖縄から基地従業員を含む海兵隊所属の約480人や普天間、嘉手納両基地所属ヘリ、第31海兵遠征部隊の兵員2200人が災害支援で被災地へ向け派遣されたと発表した。
 未曽有の大震災に伴う死者や行方不明者の捜索、被災者救援は急務だ。原発事故に伴う放射能への被ばくリスクがある地域で救援に取り組む人々には敬意を払いたい。
 しかし、災害支援は売名行為ではない。人道上の見地から本来、見返りを期待しない、崇高な精神でなされるべきものだろう。
 在沖米海兵隊は「普天間基地の位置が、第3海兵遠征軍の災害活動に極めて重要であることが証明された」「普天間基地が本土に近いことは極めて重要」と普天間飛行場の地理的優位性を強調する。
 悲しみに打ちひしがれる死者・行方不明者の家族や被災者への配慮はないのか。そもそも近傍の基地ではなく、被災地から遠く離れた普天間基地がなぜ重要なのか。地震発生から3日経ての出動なのに「即応」でもあるまい。
 米軍の説明は、独り善がりで筋が通らない。政治的打算に基づく言動は、県民、国民の米外交に対する信頼回復にとって、かえってマイナスだろう。
 「沖縄はごまかしとゆすりの名人」などと差別発言をして更迭された米国務省のケビン・メア前日本部長を東日本大震災の日米間の調整担当に充てたのも不可解だ。
 メア氏は発言発覚後も学生が作成した発言録について「正確でも完全でもない」と非を認めず、今もって県民に謝罪をしていない。
 日本の「和」の文化を「ゆすり」と同一視する差別発言をしながらこれも撤回せず、災害支援で復権を目指すつもりか。発言の撤回も反省もない人種差別主義者の復権など願い下げだ。
 はっきりさせよう。米軍がどのようなレトリックを使おうとも、県民を危険にさらす普天間飛行場やその代替施設は沖縄にいらない。




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