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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年03月22日

菅と海江田は、石原都知事にリーダーシップを学べ

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政治家という職業は、窮地に立った時に、その資質と力量に差が出るようだ。
今回の大震災と原発事故に関し、菅直人は東京電力の貴重な初動を3時間にわたって妨害し、「撤退したら東電を潰す」と恫喝した。
東電訪問とその恫喝を、首相の強い指導力と曲解したメディアの報道に期待したのだろうが、ことは単純で、責任を東電に押し付けたということだ。
政治主導といいながら、結局は責任の所在を他に押し付けるやり方。
これは、尖閣沖漁船体当たり事件で、船長釈放を那覇地検のいち次席検事に押し付けたやり方と性質を同じくするもので、最早民主党の常套手段と定義してもよいところだ。

命を懸けて職務に当たる現場の人々。
先だって拙ブログで紹介したFukushima 50もそうだが、任務後の記者会見が大きな感動を呼んだ東京消防庁のプロフェッショナリズムにも大拍手を送りたい。
あの感極まった会見の裏には、汚い政治のストーリーがあったようだ。

都知事、消防隊への圧力に抗議=原発放水「速やかにしないと処分」-海江田氏発言か (時事通信)

 東京都の石原慎太郎知事は21日午後、首相官邸で菅直人首相と会い、福島第1原発での放水作業をめぐり、政府関係者から東京消防庁ハイパーレスキュー隊幹部に対して「速やかにやらなければ処分する」との圧力的発言があったとして、抗議した。石原氏によると、首相は「陳謝します。大変申し訳ない」と述べた。都関係者は、発言は海江田万里経済産業相からあったとしている。
 石原氏は会談後、記者団に「現場の事情を無視して、(放水作業を)速やかにやれ(と指示があった)。やらなければ処分する、ということを上から言ってはいけない」と強調。さらに、「担当大臣か何か知らないが、恐らく上から来るのだろう。そんなばかなことを言ったら戦が戦にならない。絶対言わさないでください」と首相に申し入れたことを明らかにした。
 また、同隊が使用した放水車の連続放水能力は4時間が限度だったが、政府側の指示で7時間連続で放水したため、石原氏は「完全に壊れた」と説明した。
 一方、枝野幸男官房長官は同日午後の記者会見で「これから調査する」と述べるにとどめた。


官邸からの圧力があったのか、この記事は既に削除された模様だ。
菅首相と閣僚には、今回の惨事を政権浮揚への恰好の材料として利用しようとする姿勢が垣間見える。
本来の政治主導とは、リーダーとして各関係機関を取りまとめ、最良の案を出させ、その案を政治家が判断し、一旦決断したら政治家が最後までその責を負うというものであるべきだ。
菅と民主党は、そこを完全にはき違えている。
だから官僚や自衛隊、警察、消防などの公的機関を駒のようにしか扱えないのだ。

菅と民主党は、リーダーシップという言葉をもう一度学ばなければならない。
以下が恰好のテキストとなる。

「言葉にできない。ありがとう」石原都知事、感極まり言葉詰まらせる 放水活動の消防隊員に謝辞 (産経)

 福島第1原発事故で放水活動を行って帰京した東京消防庁ハイパーレスキュー隊員らの活動報告会が21日、東京都渋谷区の消防学校で行われた。石原慎太郎知事は参加した115人を前に感極まり、何度も言葉を詰まらせながら感謝を述べた。
 「みなさんの家族や奥さんにすまないと思う。ああ…、もう言葉にできません。本当にありがとうございました」隊員からの活動報告を受けた石原知事は、涙を隠さず、深々と礼をした。
 石原知事は、被曝(ひばく)覚悟の活動を「まさに命がけの国運を左右する戦い。生命を賭して頑張っていただいたおかげで、大惨事になる可能性が軽減された」と称賛。さらに、「このすさんだ日本で、人間の連帯はありがたい、日本人はまだまだすてたもんじゃないということを示してくれた。これをふまえて、これにすがって、この国を立て直さなければいかん」と声を震わせた。
 活動報告会に参加した隊員の一人は「あの強気の知事が涙を流して礼を言ってくれた。上から物を言うだけの官邸と違って、われわれのことを理解してくれている。だから現場に行けるんだ」と話した。


東京消防庁職員に深々と頭を下げる石原都知事
東京消防庁職員に深々と頭を下げる石原都知事(産経)


政治家なんて決して偉いものじゃない。
しかし、尊敬されるべき対象でなくてはならない。
尊敬は即ち、相互の信頼関係を意味する。
政治は結果責任を伴うわけで、東京消防庁の隊員を派遣した以上、その隊に何かのことがあれば、石原都知事とて責任は免れなかったろう。
問題は、菅政権がこの国家的問題を解決に導くことを、日本を救うことではなく、政権を延命させることを目的としているのではないかという疑念を、多くの国民に抱かせていることだ。
もしこの疑念が図星なのであれば、即刻官邸を明け渡すべきである。

緊急消防隊東京都隊の第一陣と会話を交わし、目頭をおさえる石原東京都知事
緊急消防隊東京都隊の第一陣と会話を交わし、目頭をおさえる石原東京都知事




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