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民主党議員16名が、民主党会派を離脱し、新会派を立ち上げた。
新会派名は「民主党政権交代に責任を持つ会」、別名『民主党国民の声』だそうな。
キツい冗談だ。
政権交代に責任を持つのなら、出鱈目なマニフェストで盗んだ政権を潔く手放し、解散するのが筋である。しかもこの人たちは、マニフェストに回帰しようとしているのだから、とんでもない論理矛盾を抱えたままぬけぬけと会見しているわけである。
この16人、はっきり申し上げて、全く知らない。
党内勢力として小物揃い。
「16名が会派離脱で、予算が暗礁に」というどでかい政局ネタと比較すると、インパクトが薄い。
党内では1~2年生議員に揺さぶられ、秋波を送る公明党やたちあがれ日本にはそっぽを向かれ、頼みの綱の社民党にも足元を見られる。
政権与党の体をなしていない。
この政権、大方の見方通り、崩壊までは時間の問題だろう。
私は過去のエントリーでも、世論調査なら時事通信の信憑性が最も高い旨を書いてきたが、昨日ようやく2月の数値が発表された。
驚くべき数字だ。
菅内閣の支持率が、発足後最低の17.8%。あの宇宙政権「ルーピー内閣」
ですら、崩壊寸前の調査では19.1%だったことを考えると、これは明日総辞職してもおかしくない数字だ。
小沢一郎の党員資格停止という決断を示した以上、菅直人にはもう切るカードすらない。
内閣の支持理由が、「他に適当な人がいない」9.1%、「首相を信頼する」4.2%、「誰でも同じ」3.9%などという消極的支持だから、政権浮揚の余地もない。
同調査では、
民主党の政党支持率は僅か11.9%しかなく、連立を組む国民新党と合わせてもたった12%。支持率がたった12%しかない政権を、国民が見過ごすはずもない。
もう完全に終わったと言っていいだろう。
これだけ民主党が無能さを露呈しているにもかかわらず、自民党の支持も下降気味だ。
民主党への批判がこれだけ高まり、彼らの弱みしか見えないような状況下で、支持率を上げるどころか逆に下げてしまうというのが今の自民党。
この二大政党が大連立したところで、何の益にもならない。
個人的には自民党に頑張ってほしいと思うものの、国民の多くは、国民目線と口では言いながら、その実党内の政局だけに走る政治に、「民主党に任せてみたけど、結局自民党とかわらない」と感じているように思え、出口が見えない。
やはり政界再編しかないのではないだろうか。
保守vsリベラルという構図であれば、国民にも理解しやすい。
少なくとも、この「民主党政権、終わりの始まり」を契機にした、真の保守政党の誕生を願ってやまない。
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