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私ごとながら、7日(月)に頭皮にできた腫瘍の切除手術をし、この一週間は休日を頂戴し、悠々自適に過させていただいた。
入院の必要なしとのことだったので自宅療養になったのだが、安静を指示された以上、滅多なことでは外出できず、やることといえば読書と、テレビやネットで国会中継を見ることぐらい。
BSと合わせてチャンネルを5つも持っている国営公共放送が、国会中継をろくに放送しない現実に、このNHKという組織の存在意義などないのではないかと思った次第である。
(別の意味で、存在意義を否定したいと思ってもいるが・・・)
さて国会論戦。
これがまた、愚劣なものだった。
極めつけは2月9日、自民党下村議員が朝鮮学校の無償化手続きを停止した件について質問した際の、高木文科大臣、枝野官房長官の答弁のいい加減さと詭弁の垂れ流しである。
民主党は昨年11月23日に起きた北朝鮮による韓国延坪島への砲撃後、その翌日に朝鮮学校の無償化手続きを停止している。
下村議員は、この「手続き停止」は政府の外交的配慮によるものかと問うたが、政府側の答弁は、「これは外交的配慮ではない。砲撃事件を背景に日本国内において生じる恐れのある不測の事態を考慮した結果、菅総理が判断した」ということである。
特ア大好き民主党は、朝鮮学校の無償化適用の条件から、外交的配慮は除外している。
だからこの停止が外交的判断によるものと言ってしまえば、その前提が崩れてしまうため、それに固執するがために強弁と詭弁でかわそうとする。
しかし一般的に考えれば、これは間違いなく外交上の配慮によるものとしか考えられない。
下村議員
「外交的配慮以外の何物ででもないのではないか」
高木・枝野チーム
「砲撃事件を背景に日本国内において生じる恐れのある不測の事態を考慮した結果」
下村議員
「では、朝鮮高級学校に就学支援金を支給することにより日本国内で生じる恐れのある「不測の事態」とは何なのか?」
枝野官房長官
「不測の事態の具体的状況を言うことはできない。何が不測の事態か言えば、その不測の事態をまさに招来させようとしている人たちにそれをお伝えすることになるからだ」
政府答弁は、まさに詭弁のオンパレードである。
非常に評判の悪い中井ハマグリ予算委員長の仕切りも、その評判の悪さを自ら証明するような体たらく。下のビデオを見れば一目瞭然である。
予算委員会では、既に破綻しているマニフェストの辻褄合わせに詭弁を弄する政府閣僚の答弁を嫌というほど聞かされたが、破綻しているマニフェストを擁護しようとするから答弁上でも理論破綻を起こすという、まさに悪しきスパイラルに陥っている。
自民党の質問はきちんと理論武装ができているが、民主党の答弁はまさに矛盾と詭弁で塗りかためられており、彼らに政権担当能力など欠片もないことを自ら証明しているようなもの。
この連中に日本の政治を任せていると思うと暗澹たる心境にさせられる、国会中継視聴だった。
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