菅さんは小沢をとことん責めるという方向に舵を切った。
しかし、これはちゃんちゃらおかしいのであって、そもそも民主党代表として自由党と合併して小沢さんを引き入れたのは菅さんだ。
菅さんは今になって盛んに「とことんクリーンな政治」と、「クリーン!クリーン!クリーン!」と鳴き喚いているわけだが、じゃあ菅さんは何をやったかと。
自由党と合併する時に、自由党側に民主党から3億円のお金を渡している。これは結納金。カネで自由党を買ったと。
でそのお金はどうなったかというと、自由党にわたって、自由党は解党されるから、即座に小沢さんの関連政治団体に即日移動して、で、いまそれが小沢さんの政治資金、もしかしたら不動産資金になっているかもしれない。
菅さんに人のことを言えた義理かというところがあるし、今年こそ小沢さんに対抗して、元旦から首相公邸に人を呼んで、なんか集まりをしたが、小沢さんが自由党から民主党に移って以来、毎年毎年元旦には小沢邸に詣でて、乾杯の挨拶をしていたのは菅さんじゃないか。
小沢さんの政治とカネの問題は、自民党時代からずーっといわれ、或いは新生党のときも言われ、それを今になって知らん顔をして初めて知ったかのような顔をするというのは、菅さんの卑怯さをもろに表している。
(尖閣衝突事件の責任については)、これは未来永劫、菅さんと仙谷さんを卑怯者だと言い続けるべきだ。
憲法にも定められた、内閣の専権事項である外交を、いち地方検察庁のいち検察官が自分で決めたなんてことはあるわけはない。誰が考えたってあるわけがない。
それをなおかつ、総理と前原外務大臣が外遊中に、しかも拘留期限が来ていないのに、無理やり発表させて、通常の刑事手続きであると強弁する。
この卑怯さたるや、信じられない思いがする。
なおかつそこで終わらない。
もともと海上保安庁が即日でも公表する予定で準備をしていたビデオを差し止めて、「これは刑事訴訟法の問題だと。刑事裁判の証拠だから、表に出すわけにはいかない」と言い張るのだが、船長は釈放されているわけだから、刑事裁判など未来永劫開かれることはない。
この国民を馬鹿にして、愚弄して、「お前らみんなバカだからわからんだろう。俺たちがよきに計らってやる」という、最悪の政治手法だ。
今までこれほど醜い政治手法を見たことがない。
我々は心の中に「菅、仙谷、この卑怯者が!」ってことは一生忘れちゃいけない。それくらい怒るべきだ。
この政権は本当に自由と民主主義の敵である。
結局サヨクの人たちは、自分たちが野にいるときは自由だ、人権だ、民主主義だというが、自分たちが権力の座に着くととたんにそれを弾圧するようになる。
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