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尖閣ビデオの流出の一件で、sengoku38こと海上保安官の逮捕が先送りとなった。
事実上、逮捕を断念という報道もある。
理由は、国家公務員法違反の罪に問えるかどうかの判断がつかないということらしい。
仙谷由人官房長官は、このsengoku38氏の極悪さを殊更演出し、強調し、国家反逆罪でも問うかのごとく、事件の重大性を煽った。
これは自身の組織運営の落ち度なのだが、そんなことなどお構いなしの姿勢である。
件のビデオが世に出回ったことで、「何故あの船長を無罪放免したのか!」という批判が政府に向くのを避けるための、起死回生の戦術だったのだろう。
しかし、仮に船長が逮捕、起訴されたとしても、「そもそもなぜあのビデオを公開しなかったのか」という、菅―仙谷政権の脛の傷は、露呈されたまま残る。
国民は、菅、仙谷が思うほど愚かではない。
国民の目をかく乱するかのごとき、この仙谷手法は、もう通用しないだろう。
政権は、出口の無い迷路に入り込んだようである。
船長を逮捕した場合、あの蛮行を犯した船長は無罪放免で、何故海保側は有罪なのか?という矛盾が残る。
検察は、そういった点も配慮したのではないか。
国家反逆罪なら、仙谷由人氏は推定有罪だろう。
日本の国益を踏みにじり、媚中政治家のお手本のような手際の良さをもって検察に船長解放を迫り、国民に与えられるべき情報を遮断した。
そして、菅直人氏は「ポスト私物化罪」で有罪だ。
APEC議長としての晴れ舞台を演出するため、中露の国家元首の欠席をさせぬよう、あらゆる外交判断を先送りにした。
いや、あらゆる判断から身を遠ざけ、国政の責任者としての判断を忌避した「卑怯者罪」の二重の罪状で有罪だ。
事業仕分けとやらも、既に新鮮味を欠き、政権浮揚の材料とはならないだろう。
既得権益を死守しようとする官僚と、正義の味方を気取っている仕分け人の対峙は、茶番劇になりつつある。
もう長くないだろう、この政権は・・・。
海上保安官は、ようやく家に帰れた。
ゆっくり休んでいただきたい。
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