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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2010年10月30日

危機、再び迫る ~ 政府、外国人参政権を推進か?

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政府が、外国人参政権問題に関し、「平成7年の最高裁判決の「傍論」部分を「最大限尊重しなければならない」とする答弁書を決定した。」とする答弁書を出したとの報道がある。
このゾンビのように蘇る売国法案に関する報道から解るのは、民主党が政権を握っている限り、日本の危機は繰り返しやってくるということだ。

政府答弁書、外国人参政権への見解変更 傍論部分を「最大限尊重」 (産経)

 政府は29日の閣議で、永住外国人への地方参政権(選挙権)付与について、憲法上禁止されているものではないとした平成7年の最高裁判決の「傍論」部分を「最大限尊重しなければならない」とする答弁書を決定した。自民党の上野通子参院議員の質問主意書に答えた。
 鳩山由紀夫内閣は6月、判決のうち地方参政権付与を否定した本論部分だけを引き、「政府も同様に考えている」とする答弁書を閣議決定しており、同じ民主党政権で見解を大きく変えたことになる。
 29日に決定された答弁書は、判例拘束力のない傍論部分に「法律で地方首長、議員に対する選挙権を付与する措置を講ずることは、憲法上禁止されていない」とある部分を引用して、地方参政権付与に前向きな姿勢を示した。
 だが、この傍論盛り込みを主導した園部逸夫元最高裁判事は後に「(傍論を)重視するのは法の世界から離れた俗論」(「自治体法務研究」)と指摘。今年2月の産経新聞のインタビューには、「本筋の意見ではない。付けなくてもよかった」と語っている。
 答弁書はまた、民主党が昨年7月に発表した政策集「INDEX2009」で参政権付与の早期実現を掲げたことについても「必ずしも政府の見解と矛盾するものではない」とした。
 一方、政府が今年6月4日の閣議で決定した自民党の山谷えり子参院議員の質問主意書に対する答弁書では、判決の傍論部分に言及せず、憲法93条でいう「住民」は「日本国民」を意味するとして外国人への地方参政権付与を否定した本論部分だけを引用していた
 鳩山内閣から引き続き閣僚を務め、29日の閣議に出席した仙谷由人官房長官と北沢俊美防衛相は、内容が矛盾する二つの政府見解を示した答弁書に署名したことになる。


何故いま、このような見解が出てきたのか?
勝手な分析だが、理由はふたつあるように思う。

ひとつは「公明党への秋波」である。
公明党は、この売国法案に殊更熱心で、国会への同法案提出回数も群を抜いている。
民主党は、身から出た錆とも言うべき「政治とカネ」や「尖閣弱腰外交」によって支持率を下げ、また、ねじれ国会の運営に苦慮しており、このままでは来年度の予算成立が危うい。
予算でコケれば空き菅は辞任に追いやられ、恐らく国民に信を問うというアクションが必要になる。
公明党との協調路線を取るため、いま敢えてこの売国法案の見解を、公明党寄りに変えたのではないかということだ。

ふたつめは、やはり「中国」だろう。
ただでさえ特ア国におもねる姿勢が目立つ菅内閣である。
中国に対して強硬な態度を示しているのは前原外相ぐらいなもので、仙谷など中国相手だと、記者会見での言葉が敬語になってしまうような媚中派だ。
尖閣問題で中国との関係に亀裂が生じ、朝貢政党としては中国様のご機嫌を取る必要性を感じているのではないか。
政府が書く答弁書というのは公表されるので、それが外国へ伝わることを前提としている。
これは中国へ対するメッセージではないか。
「なんだかんだ言っても、中国様のために色々やってますやんかぁ」というメッセージを、この答弁書に託した、と。

あえて付け加えるなら、やはり内閣の主導を仙谷由人が握っているということかと思う。
以前も書いたが、民主党が2004年に公表した「創憲に向けて、憲法提言 「中間報告」」という文書のなかには、「地球市民」という言葉が、これでもかというくらい躍る。
この提言の主である民主党憲法調査会の当時の会長は、仙谷由人である。
「地球市民」という言葉から連想されるのは、国という枠を取っ払うこと ― いわゆる国家の排除であり、言い換えるならば、日本が中国の属国の枠に収まるということだ。
この危険思想は、赤い官房長官が持つ思想の基礎になっていると思われ、彼が実権を握れば握るほど、政治は極端に左傾化すると思って差し支えない。

いずれの理由にせよ、一度は頓挫させたこの売国法案に関し、いとも簡単に解釈を180度変え、この段階で内閣の見解とすることには理由があるはずだ。
選挙のためなら何でもする、そして政権維持のためなら何でもする民主党が国政を担当している限り、このような状況は繰り返し起こるだろう。
日本に何が起こってもおかしくないのである。


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