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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2010年10月09日
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社説に見る朝日新聞の焦り

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10月8日の朝日新聞の社説は「小沢氏のけじめ―民主党はこれでいいのか」というタイトルだった。
その社説を読んで、思わず笑ってしまった。
朝日新聞に焦りが見られるのである。

 菅直人首相と民主党は小沢一郎元代表に対し、政治的なけじめを強く求めなければならない。証人喚問に応じるなど国会での説明を促し、離党勧告か除名をする。最低限、それが必要だ。


と始まる。
おっ、朝日も言う時は言うなぁ。 つかみはOKだ。
しかしその後がまずい。
つい本音が出てしまう。

 鳩山由紀夫前首相とともにダブル辞任に追い込まれたのに、わずか3カ月後に党代表選に立ち、多くの国民を驚かせもした。一連の政治行動に、選良としての節度を見ることはできない。
 有権者の期待を裏切らず、歴史的な政権交代の意義をこれ以上傷つけないためにも、強制起訴決定の機会に議員辞職を決断すべきだった。


まるで行間を読め、というような文章である。
折角だから、行間を読んであげよう。
朝日新聞は、昨年夏の衆院選を前に、政権交代を煽りに煽った。
まぁ煽ったのはどこのメディアも同じであり、朝日に限ったことではない。
朝日はさしずめ主犯格といったところだ。
そして待望の非自民党政権が誕生した。
朝日のような親中・親韓・サヨクメディアにとっては、左に寄ってしまった自民党といえども、理念としてまだ保守性が保たれている以上、邪魔であることには間違いない。
その状況を打破したのが、彼等が「政権交代」と煽った民主党であり、だから「歴史的な政権交代の意義を傷つけるな」という言葉をもって、民主党政権の正当性と存続のプロパガンダを、全国に垂れ流すのである。

 民主党ではこれまで、疑惑を持たれた国会議員の多くが、自発的に離党したり、除名処分を受けたりしてきた。小沢氏が自らけじめをつけないというなら、これから厳しく問われるのは菅首相と民主党の対応である。


冗談を言うな!
疑惑に留まらない「平成の脱税王」である鳩山由紀夫は、議員辞職もせず、除名もされず、のうのうと議員生活を謳歌しているではないか。
疑惑議員の親玉的存在である鳩山由紀夫を恣意的にスルーし、あたかも隠蔽を謀るかのようなスタンスは、一体どこから来るのか?

 何より懸念されるのは、与野党の対立が激化し、臨時国会で国民生活にかかわる政策論争や法案審議が滞ることだ。参院選後、国会のねじれを契機に、議論を通じた合意形成を重んじる「熟議の国会」を目指す機運もうかがえただけに、そんな展開は避けたい。
 そのためにも、菅首相と民主党は小沢氏のけじめの問題に、できるだけ早く結論を出す必要がある。
 野党も小沢氏喚問を国会の駆け引きの道具にしてはいけない。政治とカネの問題は必要があれば、法案審議と切り離して、別の舞台で徹底的に議論すればいい。


そして、政策論争や法案審議が滞れば、それは民主党が望んだものではなく、野党の責任であると、意図的にリードするかのような結びだ。
小沢氏の説明責任が果されていないと感じいる国民が圧倒的に多いことは、各種世論調査で明白である。
証人喚問を要求する野党の主張は、基本的にその意と反しているものではない。
しかも朝日新聞の書き方は、民主党がねじれ国会を利用して駆け引きを行ってきた野党時代も完全にスルーである。

朝日新聞は、民主党政権樹立に多大なる貢献をした。
その政権が倒れられては困る。朝日にとって、自民党政権に後戻りすることなど、許されないはずだ。
だから民主党からボロが出ると、朝日は焦る。
念願の民主党政権樹立を後押しした朝日にとって、いま民主党の支持者を減らす要因となる小沢一郎は、最大の邪魔者なのだ。
そんな背景もあって、焦って社説に本音がポロリと出てしまう。
社説というのは、本当に面白い。

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[ 2010/10/09 22:17 ] 政治 | TB(0) | CM(2)
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