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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2010年10月05日

帰りなん、いざ - 小沢一郎君に与う

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江藤淳「小沢君、水沢へ帰りたまえ」私は江藤淳というひとの大ファンであり、このブログのなかでも、氏の論文や文献の中からいくつか文章を引用させていただいている。
文芸評論家というのが江藤氏の肩書であるが、どうしてどうして、生前、保守論談の中核として、論文を発表したり、産経新聞等にコラムを書いたりしていた方である。
江藤氏の本は、残念ながら今では手に入りにくいものが多く、古本を探すのにもひと苦労なのだが、中でもGHQの占領政策に於ける検閲の実態と、その検閲が戦後日本に及ぼした甚大な影響を告発した「閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本」本は、戦後教育を受けた人(といってもほとんどの人がそうだろうが)必読の書だと思っている。
この書と「一九四六年憲法―その拘束」、「忘れたことと忘れさせられたこと 」の3部作は、是非お薦めしたい。
特に、「閉された言語空間」は、自虐史観から抜け出すための恰好の書籍であるので、周りの人にお勧めいただきたい。

と、前置きが長くなってしまったが、小池百合子自民党総務会長が、江藤淳の「帰りなん、いざ 小沢一郎君に与う」を引用し、再読を薦めた。
江藤氏は生前、小沢一郎という政治家を非常に高く評価していた。これには、屋山太郎氏が「江藤氏のみならず、保守派が完全に騙された大嘘つきの小沢神話」という表現を使い、擁護している。
その昔、保守派と思われた小沢一郎の正体は、「帰りなん、いざ」が書かれた平成9年から13年経過した今、金と権力だけを追い求める政局のためだけの政治家という定義が成立したかのようである。

ちなみに、小池百合子氏を揶揄するつもりはさらさらないが、「帰りなん、いざ」は、政局に埋もれかかった小沢一郎の当時の状況を江藤氏が慮り、故郷に帰って再起を、と促した文である。
小池氏が小沢氏の再起を願っているとも思えないので、付け加えておく。

さて小沢一郎。
裁判で徹底的に闘うとのことだが、徹底的に闘った後、果して小沢一郎という政治家に、政治生命は残っているだろうか?
それ以前に、刑事告発という部分は横においても、政治倫理という面での小沢一郎の存在は、とっくの前に破綻していると言っていい。
小沢対仙谷という構図は、ゴシップねたとしては大変面白いが、国民にとっては両方とも迷惑千万な政治家だ。
おふたりにはどこかで場外乱闘でもやってもらって、政治家には政治家がすべき仕事をやっていただきたいものだ。


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[ 2010/10/05 22:24 ] 政治 | TB(0) | CM(1)
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