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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2010年09月20日
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菅首相の言葉の軽さと、支持率64%と。

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昨日の朝日新聞の社説「押尾被告判決―市民の力が発揮された」というタイトルに違和感を覚え、裁判員制度のサイトを開いてみる。
そうすると、裁判員制度の説明書きには、

裁判員制度とは,国民のみなさんに裁判員として刑事裁判に参加してもらい,被告人が有罪かどうか,有罪の場合どのような刑にするかを裁判官と一緒に決めてもらう制度です。
 国民のみなさんが刑事裁判に参加することにより,裁判が身近で分かりやすいものとなり,司法に対する国民のみなさんの信頼の向上につながることが期待されています。国民が裁判に参加する制度は,アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ,イタリア等でも行われています。


と、国民という表現が明確に使われている。
そう。朝日新聞は社風として、国民という表現を極力使いたくない新聞なのである。

そういえば、菅直人氏の表現にも「市民」という言葉が多い。
ご自分が市民運動家であったことの背景もあるのだろうが、今まで国政に携わる議員、いわんや国のリーダーが「市民」という言葉を使う場面にはあまり会ったことがなく、逆に耳障りな違和感を覚えてしまう。
国旗国歌法に反対票を投じ、国という枠組みを疎んじる傾向にあるから、そういう表現になるのだろうと、勝手に推察する次第である。

先週組閣された菅改造内閣は、ご自身の表現によると「有言実行内閣」なのだそうだ。
しかし有言実行というのは、基本的に実績を基礎にし、人がそれを捉えて「あのひとは有言実行だねぇ」というような場合に使われる印象が強く、何もしていない内閣に「有言実行」という装飾語を与えることは、はなはだ傲慢だと思うのである。

参院選の敗因となった「消費税発言」といい、「有言実行内閣」といい、はたまた「沖縄は独立した方がいい」発言など、やはりこの人の言葉は軽すぎる。

そういう首相が、なんと世論調査で64%の支持を受けていると言うのだから、日本の有権者の政治に対する軽薄さは大変な問題だ。
支持の理由は脱小沢である。
要するに、小沢一郎という対立軸の排除を明確にしたことで支持を得ただけであって、この支持率の高さは菅首相の政治家としての政策及び実績を評価するものとは言い難い。
こういう曖昧な世論調査の取り方もいい加減にして欲しいものだが、有権者の半数以上をいわゆる無党派層が占めるのが日本の国状である。
従って、この日和見的な人たちを味方につけることが政治家の至上命題となっており、結果政治は成熟しない。

有権者もおおいに自己批判すべきだろう。
一国の首相がこういういい加減な発言を繰り返していれば、支持率が64%などという数字が出てくること自体、信じ難い。

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[ 2010/09/20 19:03 ] 政治 | TB(0) | CM(1)
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