民主党代表選で、菅直人首相と小沢一郎前幹事長の対決構図が固まってから初の週末となった28日、同党議員らは地元に戻り、街頭やミニ集会で党員や一般有権者から意見を聞いた。「政治とカネ」問題を抱える小沢氏への批判は根強かったが、円高・株安を解決できないまま抗争にかまける民主党への失望の声も出た。議員は「民の声」をどう受け止めるだろうか-。
28日午前、当選1回の横粂(よこくめ)勝仁衆院議員(比例南関東)は神奈川県横須賀市の京急・横須賀中央駅前で、行き交う人々に「どちらの候補がいいですか」と、尋ね続けた。
1時間ほどで約20人の回答を得たが「小沢さんは自分の問題を説明してない」(60歳代男性)などと小沢氏に厳しい声が多く、大半が首相を支持した。とはいえ、首相の良さを語る人もゼロだった。
党内でどのグループにも属さない横粂氏は記者団に「消極的な首相支持が多い。(候補を)積極的に応援してもらえる代表選になれば…」と語った。
関西地方のベテランは後援会合で絶句した。代表選で投票権を持つサポーターの男性から「(代表選の)投票用紙が届いたら(菅氏とも小沢氏とも書かず)『バカ』って書く。民主党はなに考えとんのや」と言われたからだ。
一方、小沢グループの高山智司衆院議員(埼玉15区)が27日夜、戸田市内で開いたミニ集会では「小沢さんの剛腕が今こそ必要だ」「国民は小沢さんを支持しないのでは」と、両論が出た。(小田博士、山本雄史)
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