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株安だ、円高だと、庶民生活から企業経営までテンヤワンヤの状況なのに、政治の世界だけは権力争いに忙しく、あぁやはり政治というのは庶民生活とはかけ離れた、別次元のものなのだなぁと思ってしまう状況である。
そもそも自民党は、田中角栄以降、国益の追求以前に政権を守ることが政治家の仕事になってしまい、民意との間に乖離が生じてしまったことが、55年体制崩壊のトリガーといえる。
さて、1年前に派手に政権交代して、その状況が変わったかと言えば、その実は自民党の派閥争いと瓜二つの様相だ。
変革を期待して昨夏の衆院選で民主党を支持した人の中に、現状の民主党に失望しているしている人は相当数いるのではないかと思う。
早くも結論として見えてくるものは、政権交代の歴史的意義は否めぬものの、この政権交代は間違いだったということだ。
さて、この代表選争いに至る経緯のなかにあって、
一番醜いのは鳩山由紀夫である。
そもそもこのルーピーは、首相辞任の際に、今の任期が終われば議員を辞めると公言し、
「総理大臣を務めた人がそのまま影響力を行使すれば政治を混乱させる」と言った御方である。
当初は「菅指示」を公言し、「優しい私が間に立って菅・小沢の仲介役となる」と、自身のプレゼンスをメディアに露出した。
鳩山由紀夫、ここにあり!とでも言いたかったのだろう。
しかし、昨日の鳩山・小沢会見を経た今朝になって、「やっぱ小沢さん指示しまーす!」と言い放ち、意気揚々とロシアに旅立っていったのである。
しかもその言い草が腐っている。
「私は、私の一存で小沢先生には民主党に入って頂いたと。その経緯からして、私としては応援すると。それが大義だと思っています」
個人的な大義など、政権政治に持ち込んでもらっては迷惑千万である。
ルーピー鳩山このコメントには、日本をどうしたいというような政治信条は全く見えず、「お世話になったから応援します」という俗人的思惑そのもので、義理人情以外のものを汲み取ることができない。
今や、好むと好まざるとにかかわらず、民主党は政権与党なのである。
野党だったら勝手にやってろ!と言えば済むが、国政を司る政党が、こんな個人的義理で代表(=首相)を選ぶような言動を露呈するようでは、自ずと先が見えると言うものだ。
国民は、こういうアホが、僅か9ヶ月でも日本の首相であったことを恥ずべきだと思うが、9月の民主党代表選で選ばれるどちらかも「次のアホ」にすぎず、
なんなら思いっきり遺恨を残すやり方で争って、いっそのこと分裂・崩壊しろ!と言いたくなるのは、私だけではないはずだ。
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