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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2010年08月21日

元・台湾義勇志願兵が教えてくれたこと(WILL)

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台湾の、とりわけご年配のかたの日本感というものには、改めて励まされ、自国に誇りを与えてくれるものがある。
拙ブログでは過去に、台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさいという書籍を紹介したが、この本は比較的容易に入手できるので、是非ご一読いただきたい。

直近のWILLを読んでいたら、尊敬すべき国士、アルピニストの野口健氏のご遺骨収集で抱いた「日本人としての誇り」というコラムがあり、そこに思わず涙してしまうような文章があったので、抜粋になるがご紹介したい。

◇元・台湾義勇志願兵が教えてくれたこと◇

 このように、遺骨収集と第二次大戦に対する賛否は、別問題である。そして、日本のために戦ってくれた方に対する感謝や敬意の気持ちを忘れてはならない。
 かつて私たちの祖先が命を懸けて戦ってくれたからこそ、いまの日本があり、私たちが生きている。そういった方々を大切にしない国は、必ず滅びる。この気持ちを忘れないとともに、それを後世に語り伝えていかなければいけない。
 私自身、遺骨収集をするなかで、当時戦争に参加した方にお話を聞く機会が増え、当時について多くのことを知ることができた。最後に、そのなかで最も感動した、ぜひ多くの日本人に知ってほしい話を紹介したい。
 2010年3月、私は台湾で蕭錦文さんにお会いした。蕭錦文さんは1942年に台湾義勇志願兵に志願し、ビルマのインパール作戦で15師団に加わったのち、奇跡の生還を果たした。彼はきれいな日本語で、私にこう語ってくれた。
「(台湾義勇志願兵には)私たちは自らが志願したのです。合格したときは泣いて喜びました。名誉なことだと嬉しかったのです。日本の軍人たちも、私たちを大切に扱ってくれました。苦しい戦いでしたが、私はいまでも誇りに感じています。
 戦後、日本政府は日本人ではない私たちには補償してくれませんでした(注・日華平和条約により、日本国籍を喪失し日本人でなくなったとの理由で政府は、台湾人を戦争被害の補償対象から除外した)。でも私たちはお金がほしかったわけではありません。ただ、日本の総理大臣から『よく日本のために戦ってくれました。ご苦労さまでした』の労いのひと言がほしかった。私たちは自分たちの意思で参加し、日本のために立派に戦ったのですから。
 私たちは傭兵とは思っていません。正規の軍隊、軍属だと思っています。ですから、他の日本人と同じように扱ってほしかった。それだけなのです。
 戦争はするべきではないけれど、実際に戦った者としていわせてもらうならば、日本が好んで始めた戦争ではありません
 そして台湾は、日本の植民地時代にとても大切にしてもらった。教育もインフラも、日本と同じように日本人は一生懸命、台湾をよくしようとしてくれました。イギリスはシンガポールを200年も統治していたのに、汚いみすぼらしい街でした。当時のシンガポールは90%の人たちが文盲でした。教育を受けていないから字が読めない。日本人は私たちに教育の機会を与えてくれました。同じ植民地でもこんなに違うのかと思いましたね。
 戦後のほうがたいへんでした。中国から蒋介石がやってきて多くの台湾人を拷問し殺しました。
 私はいまの日本がとても心配です。もっと自信をもってほしいのです。素晴らしい国だと胸を張ってほしいのです。私たちが命を懸けてまで志願し日本を守ろうとしたのは、日本が好きだったからです。それなのに、いまでは日本人が日本の悪口をいう。とても悲しいことです。私たちにはまだ大和魂が残っています。日本人にも大和魂を取り戻してほしいのです。
 あなたが遺骨収集を始めたと聞いて、とても嬉しかった。一体でも多くの兵隊さんを日本に帰してあげてください。日本のためにありがとう。ありがとうございます――」
 話を聞きながら涙が出た。そして私は、先人たちを誇りに思い、遺骨収集活動をなんとしてでも続けよう、と心に誓った。


今の平均的日本人より、日本のことを思ってくれているとさえ思ってしまうような、温かく励まされる言葉だ。この蕭錦文さんのような方をかつて同胞として持ちえたことに、逆に感謝したい。
そして、台湾の方でさえこのような強い憂いを抱いておられるのだから、靖国に眠る日本の英霊は、さぞ歯がゆい思いをされているのではないだろうか。


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