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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2010年08月07日
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靖国考 ~ そもそも”A級戦犯”とはなにか?

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岡田外相、靖国参拝せず 「A級戦犯合祀」を理由に (産経Web

 岡田克也外相は6日の記者会見で、終戦の日の15日に靖国神社を参拝しないことを明らかにした。東京裁判でのいわゆる「A級戦犯」が合祀(ごうし)されていることを理由に挙げ、「閣僚、特に外相が参拝するのは不適切だ」とも述べ、他の閣僚の参拝も望ましくないとの認識を示した。


岡田克也に対し、今更・・・というか、ハナから靖国参拝を期待する気もない。
何せ岡田氏は、韓国の竹島不法占拠に関し、信念で不法占拠という言葉を使わないお方だ。
期待する方が間違っている。

さて、この終戦の日の靖国参拝に関しては、菅カイワレ首相も同じく”いわゆる”A級戦犯を理由に、任期中は参拝しないと明言している。この人は、任期中だろうがなかろうが、そもそも参拝する気が毛頭ないお方だ。
こちらも期待などしてはいけない。

さて、自民党政権下の時代から、靖国神社参拝に関して取りざたされてきた理由は、この”いわゆる”A級戦犯合祀問題と、政教分離問題である。
民主党からは、政教分離という言葉はあまり聞かれず、専ら”いわゆる”A級戦犯の合祀を是としないスタンスを明確にしている。

では、”いわゆる”A級戦犯とは何か?
戦犯とは即ち戦争犯罪人のことである。
しかし、その戦争犯罪人を生んだ東京裁判というのは、まさしく連合国による報復のための法廷であり、裁いた側が犯罪人の定義は、どれも裁判上あってはならないとされる「事後法」によってであった。
この裁判を主導したマッカーサーでさえ、あの裁判は間違いだったと、後に否定しているほど、裁判と呼ぶには相応しくないものだった。
この裁判の判事のひとりであった、インドのパール博士は、「この裁判の一番の被害者は『法の真理』である。」と語り、後に駐日大使となった、ハーバード大教授ライシャワー博士は、「将軍の裁判 マッカーサーの復讐」という書に寄せて、「本書ではまた、アメリカの正義(裁判)も裁かれているのである。そして最終的に敗れ去ったのは、アメリカの正義であったことを証明している。軍事法廷はかく裁いた。だが歴史は、それとは異なる裁きを下すだろうことは明らかである。」と記している。
東京裁判とは、かくも出鱈目な連合国の報復劇だったのである。

戦犯とはそういう状況下で生まれた。
しかし、昭和28年8月の「遺族援護法」の一部改正によって、もはや日本にはA級戦犯などいないのであって、彼等は国内法においては犯罪者ではない」という認識が形成され、この認識とともに「遺族援護法」一部改正は、全会一致で可決されている。
いわゆる戦犯とされた方の名誉も回復され、国会決議で(なんと!)社会党の堤ツルヨ議員が、戦争受刑者の家族に同情し、「その英霊は靖国神社の中にさえも入れてもらえないというようなことを、今日の遺族は非常に嘆いておられます」と訴えている。
戦争犯罪人などというものは、とうの昔にこの日本では存在しないのである。
その後、この国会決議を覆すものはない。

さて、岡田さん、ついでに菅さん。
”いわゆる”A級戦犯が合祀されているから、靖国参拝しないと仰るのであれば、A級戦犯という定義を示して頂きたい。そして、遥か昔に名誉回復された先人たちの名誉を踏みにじることが許されるという、説得力のある説明をしていただきたい。
まぁ、無理だろうが。

彼らが参拝しないのは、ひとつはそういった国家感の欠如であり、もうひとつのもっと重い理由は、彼らが大好きな中韓へのへつらいに他ならない。
彼らの心は日本にはなく、中韓と共にある。

あの国士である安倍元総理すら、首相在任中は靖国を参拝できなかった。
しかし安倍元総理が参拝できなかった理由は、A級戦犯合祀などという、浅はかな理由ではなかったはずだ。

我々国民は、国を思うのであれば、胸を張って靖国参拝をできる人を、この国のリーダーに選びたいものである。



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