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今日8月6日は、広島の65回目の原爆記念日である。
NHKは、この朝の平和記念式典の放送を途中で打ち切り、「ゲゲゲの女房」というドラマの放送に切り替えたそうで、100人あまりの視聴者からクレームを受けたそうだ。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100806-OYT1T00572.htm全く、国営放送の体をなしておらず、怒りを通り越して嘆かわしさ、情けなさを感ずる。

一方、この原爆の日の式典についてネットで色々調べ事をしていて、海外メディアの伝え方に興味をもったので、米国メディアのサイトを徘徊していて、New York Timesに行き着いた。
New York Timesのコラムに、あの大江健三郎氏の論文が掲載されてる。
こともあろうに、米国主要メディアのサイトに、あのオツムのいかれた大江氏の文章が掲載されていることに、少々落胆の感を覚える。
大江健三郎のような人に、日本国の代弁者にはなってほしくないものだ。
さて、この式典には、米国より初めてのルース駐日大使が参加した。
米国のみならず、核保有国からロシア・イギリス・フランスからも参加者が来たことは評価できる。
世界が核軍縮に向かい、核の無い世界を実現しようとする動きは、唯一の被爆国としての日本にとっては光明である。日本も率先して、核の無い世界実現への主導力を発揮すればよい。
しかし、世の中には韓国のように、100年前の歴史的事実に関して謝罪を要求するような理不尽な揺すり・たかり文化もある傍ら、日本は米国に対して、原爆投下に関する謝罪要求など、表立ったかたちで聞いたことがない。
広島と長崎は、明らかに米国による人体実験の場として使われたし、非戦闘員殺傷という、ホロコーストに並ぶ国際法違反を公然とやってのけたのは米国である。
米国は、その所業から世界の目をそらすため、東京裁判で日本人を公開の場で蹂躙し、原爆投下は日本の軍事国主義の産物という方程式を日本人の心に埋め込んだ上で、一切の米国批判を検閲によって封鎖した。
そして、「100万米国人の命を救うためにやむを得なかった」というプロパガンダを流布し、支持する米国人が、全体の6割を占めるそうである。
私は、バラク・オバマがプラハで「核の無い世界」を提唱し、”As the only nuclear power to have used a nuclear weapon, The United States has a moral responsibility to act.”と宣言する以上、彼らの過去の所業を、日本に対し謝罪する義務があると思っている。
そして日本は、戦後にはじまりいまだに色濃く残る米国による検閲の呪縛を解き、自国の反省と他国の戦争犯罪・事後法による東京裁判史観を区別できる歴史観を持ち、名実ともに自立する精神的土台を作るべきだと思っている。
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