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鳩山首相、責任転嫁?混迷普天間「メディアが動きすぎ」 (
産経Web)
鳩山由紀夫首相は16日、国会内で自らの後援者らと懇談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、「普天間なんてみなさん知らなかったでしょう。それ(普天間問題)が国民の一番の関心事になること自体が、何かメディアがいろいろと動きすぎているなと思っている」と述べた。
普天間問題で、首相自ら5月末までの「決着」を繰り返し明言しながら混迷を続けている要因は、マスコミの報道にあると言いたかったようだが、普天間問題が国民の関心を集めることを疑問視する姿勢は批判も呼びそうだ。
首相は「『どうせ鳩山なんだから、できないだろう』とメディアが書いているが、心配なさらないで結構です」とも述べた。
まったく「ご冗談でしょ?」と言いたくなる。
こういうことを真面目に言うこと自体、ご自分が撒き続けてきた種をきれいさっぱり忘れ去り、ご自分の無責任な発言に伴う責任を何ら感じていないということの証左だろう。
普天間の混乱をマスコミのせいにすることは明らかな責任転嫁だ。
「最低でも県外移設」というテーマを声高に主張し、基地再編に関してはゼロベースで臨むと。そのことで得票を得、世論を味方につけた。
メディアにこの基地問題を注目させたのは、他ならぬ首相自身ではないか。
よしんば基地問題報道の質や量が首相の意図したものではなかったとしても、首相としてメディアとの対峙方法は心得ているべきものだ。
一国のリーダーに対するメディアの姿勢、辛辣さというのは、今に始まったことではない。
加えて言うならば、漢字の読み方を間違ったくらいで、人格まで破壊された麻生前首相に比べれば、まだまだ生温いと言えるだろう。
米ワシントンポスト紙が、鳩山氏のことを「首相が最大の敗者」、「不運で愚かな日本の首相」、「まったくあてにならない」などと、批判を通り越し、悪意を持って愚弄した記事については、日本人として怒りを覚える。
藤崎一郎駐米大使が不快感を示したのは、当然のリアクションといえよう。
しかし、翻ってこの方の言動を見る限り、日本人として同じフレーズをもって表現する以外に方法がないことに気づく。
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