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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2010年03月08日

14年前 既に江藤淳に見破られていた鳩山首相の資質

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今、江藤淳氏の「国家とはなにか」という本を読んでいるが、その中に「排除の論理で何が悪い」、「鳩山家四代の禍根」という、1996年11月の「諸君!」「Voice」等に掲載された文が収録されており、興味深く読んだ。

まず、「排除の論理で何が悪い」で鳩山由紀夫氏に関し、

鳩山家というのは、それ自身が金満家であることは天下周知の事実だし、政商・石橋家と深い縁組関係にある。つまり由紀夫氏の母上であるところの鳩山威一郎未亡人安子さんは、石橋正二朗という大財閥の長女です。石橋家の富、鳩山家の名望と富、これらが結びあっているのが鳩山と言う人ですから、それがなければ新党なんてできない。

と、旧民主党の立ち上げ時の動きを示す。

加えて「鳩山家四代の~」からいくつか引用させていただくと、新党さきがけの代表幹事を辞し、旧民主党の立ち上げの頃のぐずぐずとした対応を見て、

こんな優柔不断な人物に国政を委ねたらどんなことになるのか。「世才がない」というより、決断力がないと言った方が正しいかもしれない。また弟のほうも弟の方で、兄貴の政治的実力に疑問があるのなら、自分が前に出て行って引き受ければいいものをそうはしない。中曽根さんが鳩山新党を評してソフトクリームとはよく言ったもので、クリームが全部溶けてべたべたになるまで離党できなかったというのは、まことに不甲斐ない話です。

と斬る。
育まれた資質というものは、良くも悪くも、それほど簡単に変わるものではないということだ。


さらに、

案の定、九月十一日に発表された新党の基本理念・政策の要旨なるものの内容はひどいものでした。そこには国民の安全を保証する国家の防衛について真剣に考えた形跡はまったくないし、現行憲法に対する姿勢もはっきりしない。これでは鳩山家の伝統にも反します。鳩山一郎はかつて政敵・緒方竹虎とともに憲法改正を唱えて政府の憲法調査会を組織した。この憲法改正問題こそ日本の過去、現在、未来の三世相をつらぬく政治の根本的な課題です。

と書す。
江藤氏の解説を助けにすれば、施政方針演説の「いのちを守りたい」という言葉の空虚さがよく理解できる。

現首相が今の座に昇り詰める遥か前にしては、まことに的を得た評価だと思う。
鳩山由紀夫氏も、江藤淳氏の目は誤魔化せなかった・・・というより、簡単に見破られていたのである。

国家とはなにか


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[ 2010/03/08 22:40 ] 政治 | TB(0) | CM(0)
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