私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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国連事務総長、ケナタッチの書簡を無力化 ~ 外れた共謀罪反対派の梯子

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 国連特別報告者のケナタッチなる人物が、「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案に関し、「法律の広範な適用範囲によって、プライバシーに関する権利と表現の自由への過度の制限につながる可能性がある」と懸念を表明する書簡を安倍総理宛てに送付していた件。「共謀罪絶対阻止」を掲げる野党、メディア、市民団体等がこの書簡を「天下の国連様からの勧告」であるかのように利用し、妨害工作を実行していた。

 テレ朝など、わざわざこのケナタッチなる人物へのインタビューを取り、電波に乗せるというプロパガンダ番組の真骨頂を見せていたが、そもそもこの人物は、菅官房長官が会見で定義したように、「特別報告者は国連の立場を反映するものではない」という立場の人物だが、左派陣営はケナタッチ神格化のシナリオが崩れることに抵抗し、「国連の報告官を個人呼ばわり」と騒ぎまくっていた。

 G7で欧州を訪問した安倍総理が、国連事務総長と会談し、菅官房長官のコメントを100%裏付ける言質を事務総長から取った。ゲームオーバーである。

国連事務総長が慰安婦の日韓合意に「賛意」「歓迎」 テロ等準備罪法案批判「国連の総意ではない」 安倍晋三首相との会談で(産経)

 【タオルミナ(イタリア南部シチリア島)=杉本康士】安倍晋三首相は27日午前(日本時間27日夜)、タオルミナ市内で国連のグテレス事務総長と会談し、慰安婦問題に関する日韓合意について日韓双方が履行することの重要性を強調した。グテレス氏は合意に「賛意」と「歓迎」を表明した。首相がグテレス氏と会談するのは今年1月の事務総長就任後、初めて。

 首相は、日本政府が国際組織犯罪防止条約締結に向け「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の今国会成立を目指していることを説明。グテレス氏は改正案を批判した国連特別報告者のケナタッチ氏について「特別報告者は国連とは別の個人の資格で活動しており、その主張は必ずしも国連の総意を反映するものではない」と述べた。

グテレス事務総長


 核・ミサイル開発を進める北朝鮮も話題となり、首相は北朝鮮に影響力を持つ中国をはじめ関係諸国による圧力強化の必要性を強調した。グテレス氏は北朝鮮の行動を非難した上で「北朝鮮に対して圧力を強化するためのツールを国連安全保障理事会は有している。今後、関係国との間でも北朝鮮問題を真剣に取り上げる」と応じた。


 あたかも日本政府と申し合わせたような事務総長のコメントは、ケナタッチの書簡を無力化し、「共謀罪絶対阻止」陣営の国連カードを丸ごと失わせるような効果を発揮する。国連を絶対的権威のように祀り上げていた共謀罪反対派は、このコメントに正面から反論すべきだが、そんなことは不可能だ。反対派の「国連まつり」は終わったのである。

 民進党も何らかの声明でも発信すべきだろう。民進党は25日、公式サイトでケナタッチの総理への書簡、菅長官への反論を掲載し、そこにこう記している。

国連特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏の書簡と菅官房長官への反論(日本語訳) (民進党公式サイト)

 民進党「次の内閣」ネクスト法務大臣の有田芳生参院議員は、このケナタッチ氏の書簡や反論について、「官房長官がいう『個人の資格』で出されたものではなく、国連人権理事会から任命され、集団的に検討された公開書簡」「政府は国際人兼問題の専門家であるジョセフ・カナタチ特別報告者の質問状に答える義務がある。それなくして共謀罪の強行は無効だ」とコメントしている。(抜粋)


 有田と民進党のシナリオは、完璧に崩れた。彼らは「国連という権威」を共謀罪阻止プロパガンダのために利用しようとしたのだが、国連のトップが「ケナタッチは国連を代弁する資格者ではない」と、民進党の政局カードを否定した。外れた梯子は、元には戻らない。

 事務総長に日韓合意を認めさせ、双方の合意履行の重要性という言質を取り、文在寅の機先を制した点とあわせ、安倍外交はほぼ100点ではなかったか。


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[ 2017/05/29 07:08 ] 政治 | TB(0) | CM(9)

出会い系審議官の自爆を「政府に潰される」と話を曲げる野田の愚

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 元首相であり、現在の民進党幹事長の野田佳彦。もとの民主党政権では「まともな方」ともいわれていたが、それは単にルーピーや空き菅との比較の話であって、この御仁がまともであったことはない。靖国論や集団的自衛権のイシューでは、過去にまともな見解を示していたが、政権を担当してその見解と真逆なことをやっている時点で、既に失格である。

 その野田が、遊説先でこんなことを言っている。

■野田佳彦・民進党幹事長(発言録)

 「総理の意向」「官邸の最高レベルの指示」というメモが書いてある文書が明らかになり、当時の事務方トップ、前川喜平・前文部科学次官が「あれは本物だ」と記者会見で言いました。前川さんがどこかのお店に行ったとか行かないとか、人格攻撃を政府が中心になって一部のメディアも加担してやっていますよね。おかしくないですか。あの文書が本物か偽物か、ファクトを調べるというのが国会の仕事であり、メディアの仕事です。

野田


 権力を告発しようとする人が出てくると、みんなで潰そうという国になってきている。その音頭を取っているのが政府。嫌な空気ですね、嫌な空気。権力にたてつく人が出てきたら、共謀罪も使うんじゃないですか。罪も犯してない時の人々の内心の自由を侵して「こいつはおかしい」と調べて、しょっ引くようなことを今の安倍政権はやるんじゃないですか。そんな国でいいんですか。もっと風通しのいい、自由な国を作ろうじゃありませんか。(衆院選立候補予定者の応援などで訪れた広島市での街頭演説で)


 民主党政権下で、政府の対応を批判した人物がいた。sengoku38こと、一色正春氏だ。真実を隠す政府に反旗を翻し、Youtubeに尖閣沖漁船体当たり事件の映像をアップロードし、職を追われた。この一色氏の告発を潰したのは、言うまでもなく民主党政権である。従って、この野田のことばも、いわゆるブーメランのひとつだ。

 出会い系審議官については、野田の解釈は間違っている。出会い系審議官の場合は、潰されたのではなく、自滅なのだ。売春斡旋を生業とする店に行って、女性から「話を聞き」、女性に「小遣いを渡した」という言い訳をまともに受けている人は希少価値の類いだろう。彼は自ら、潰れるべくして潰れたのであって、その出会い系審議官を「ヒーロー」として持ち上げる民進党やメディアの側がどうかしているのだ。

 「ファクトを調べるのが国会の仕事、メディアの仕事」と、野田は言っている。しかし、彼らのやり口は、ファクトなど重要視していない。政権を攻撃する筋書きを決め、その目的に沿ったファクトらしきものを羅列しているだけで、全く客観性はない。客観性があるのなら、自民党政権下ではあっさり却下されていた愛媛県・今治市の特区申請の陳情が、民主党政権下で初めて現実味を帯びる取り上げられ方をしたファクトも並べるべきではないのか。

 そもそも、組織に対して適用されるテロ等準備罪が個人に適用されるが如きデマを吹聴し、安倍政権が個人の自由を束縛する政権かのようなレッテル張りをする自分の口に、野田は羞恥を覚えるべきだろう。


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[ 2017/05/28 07:18 ] 政治 | TB(0) | CM(14)

レッテル張りと倫理観欠如 ~ 加計という餌に群がる屑野党とバカコメンテータ達

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 「出会い系事務次官」という呼称が定着しつつある、前川・前文部科学事務次官。左派メディアや、倒閣しか頭にない野党の連中はこの「出会い系事務次官」を精一杯持ち上げて、お笑いネタ以上の存在にしたいようだ。そもそも、そういう店に出入りして、「食事をして、小遣いをあげたりしていた。そこで出会った女性を通して、女性の貧困と子供の貧困が通じていることがわかった。ああいうところに出入りしたのは意義があった」と真面目に語っても、いったいどれ程の人が信じるというのか。

前川・前文科“出会い系”事務次官


 民進党の山井は、「勇気をもって真実を語っておられる」と、出会い系のくだりの嘘っぱち(と管理人が推察)には一切目をつぶり、「勇気と真実の人」という“前川像”を演出するのに必死だ。それだけなら、いつもの民進党のいつもの手口だが、許せないのは
櫻井充だ。櫻井は自身のブログで、「前川前事務次官は本当に立派な方である」と持ち上げた上で、読売の報道においては「前川被害者像」を勝手に作り上げ、攻撃の矛先を安倍総理と官邸に向けている。

恐怖政治 (櫻井充 公式ブログ)

加計学園の獣医学部設置に関して、前川前文部科学事務次官が実名で証言を行った。それに対して官邸のとった態度は、国家権力を使い、彼のスキャンダルを探し、これをマスコミにリークした。とても民主国家の総理が行うこととは思えない。

国会では共謀罪の審議が行われているが、これが安倍政権で成立したらどんな社会になるのだろうか。自分に対して不利な発言をした人を抹殺しようとするのだから、直ぐに共謀罪が適用されて収監されるようになるかもしれない。(中略)

この加計学園の案件は、異様なスピードで進められている。本来踏むべき最低の手続きすら踏んでいないのだから、総理の意向で、というより総理の権力でこれが進められてきた事は疑いようの無い事実である。(以下、バカバカしいので省略)


 出会い系事務次官の「下半身スキャンダルのリーク」、「自分に対して不利な発言をした人を抹殺しようとする」、「総理の権力でこれが進められてきた事は疑いようの無い事実」という部分は、すべて櫻井の憶測だ。少なくとも事実として確定しているわけではなく、これを確定した事実として書くのは、民進党お得意の「レッテル張り」であるのみならず、名誉棄損で訴えられても文句は言えない暴言である。櫻井は医師だ。だが、こんな医者にかかったら、命がいくつあっても足りない。

 様々なネット上の書き込みを読んでいると、テレビのコメンテーター陣も、一貫して前川擁護派のようだ。総じていえば、出会い系バー通いと問題のメモ(文書と呼ばれている)は分けて考えるべきだという主張が目立つ。出会い系事務次官の出会い系バー通いは法律に触れるものではないから、不問にすべきとの見解もある。勇気をもって告発したのだから、売春の温床ともいわれる店に出入りしていたことは相殺されると言わんばかりだ。

 ダブルスタンダードもいい加減にしてもらいたい。前川が演じる正義の味方は、誰かを貶めようとする可能性すらある。それにもかかわらず、“正義”のためなら“倫理”などどうでもよいというなら、そういうコメンテーターらの倫理観の欠如こそ批判されるべきだろう。

 総理の権限というが、その瑕疵を論理的に示した者は、現時点では皆無だ。前述の櫻井ですら、加計学園の獣医学部新設を「総理の権力で進められたのは疑いようもない事実だ」と断定するが、論拠は全く示さず、議論にもなっていない。そういう環境下で、教育を掌る省庁の事務方トップの買春、援助交際の罪(事実あったと、管理人が推察している)でさえ不問になるという状況こそ、異常ではないのか。

朴槿恵前韓国大統領は国民の力で失脚させられた。今こそ安倍政権を倒すために、国民の皆さんの力が必要である。民主主義を無視した独裁政治にピリオドを打つために、戦っていきたいと考えている。


 櫻井は、ブログをこのような文章で締めている。クーデターを煽ろうという魂胆かは別として、あの、北朝鮮の工作が暗躍した南鮮での朴槿恵糾弾のうねりが、あたかも民主主義の理想のように定義すること自体、不見識だ。櫻井は、「独裁政治」というお決まりの文句でレッテル張りしようとするなら、ひとつぐらい、明確な根拠や証拠でも提示したらどうなのか。


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[ 2017/05/27 07:18 ] 政治 | TB(0) | CM(13)

加計学園問題 ~ 単なる恨みや自己保身、権力闘争に総理の名を使う元官僚の愚

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 朝日新聞は、加計学園問題が安倍総理の葬式を出すための格好のネタだと踏んでいるようだ。私は朝日新聞を買わない主義なので、会社の同僚に見せてもらったが、 25日は、1面のみならず、2面、3面、31面を使って加計学園問題を取り上げている。まさに、森友に続く倒閣大キャンペーンだ。

 その告発者である前川喜平・前文部科学事務次官。この人物をめぐる攻防は、既に泥仕合の様相だ。まず、読売新聞が22日、前川の出会い系バー通いを抜き、朝刊で報道した。出会い系バーなどといっても中身は解説できないが、要するにいかがわしい店である。ネットの情報によれば、この出会い系バーなるものが売春や援助交際の温床になっているようで、教育を司る文科高級官僚が出入りする場所としては、不適切ということばで片付けられないレベルのものだ。普通なら公の場に出てこれないほどの恥だが、当の本人、女性たちに「貧困」について話を聞き、「ああいうところに出入りしたのは意義があった」と開き直るのだから、何をかいわんやである。

前川喜平・前文部科学事務次官


 読売の報道は、反安倍陣営から「官邸のリーク」と「忖度」されているようだが、その批判を逆手にとって反撃しているのが菅官房長官だ。前川は、文科省の違法な「天下り」問題を受け、自発的に引責辞任を申し出たと被害者面をしているが、我慢ならんとばかりに舌鋒鋭く切り返している。

「私の認識とまったく異なっている。前川氏は天下り問題についての再就職等監視委員会の調査に対して問題を隠蔽(いんぺい)した事務方の責任者で、かつて本人もOB再就職のあっせんに直接関与していた。にもかかわらず、当初は責任者として自ら辞める意向をまったく示さず、地位に恋々としがみついていた。その後、天下り問題に対する世論からの極めて厳しい批判にさらされて、最終的に辞任したと承知している」


 要するに、信用ならんということにつきる。

 さて、その前川某のインタビューだが、本人も認めざるを得なかった部分がこれだ。

 ――一連の文書には「総理のご意向」「官邸の最高レベル」という言葉がある。どう思ったか。

 文科省がそれらの言葉を持ち出され、圧力を感じなかったといえば、うそになる。「総理のご意向」「最高レベル」という言葉は誰だって気にする。私だって気にしますよ。ただ、あくまでも内閣府の審議官が語ったという言葉なので、真実はわからない。


 総理が直接言ったのでなければ「総理のご意向」などという言葉にはならないから、最初から結論は分かっていたことなのだが、前川自身、その「ご意向」が安倍総理自身から発せられたものとは認識していないのだ。はっきりと「内閣府の審議官が語ったという言葉」と言及しているから、これは「政治家対官僚」の話ではなく、あくまで「官僚対官僚」のやり取りに過ぎない。

 要するに、加計学園問題とは、所詮この程度のものなのだ。この程度の官僚同士のやり取りに関して、国会の貴重な時間を費やして、問題の埒外にいる政治家の責任を追及するなどということは、最初から無駄なのである。

 加計学園問題にまつわる安倍総理批判の材料は、それを朝日新聞に持ち込んだ前川自身が「本物だ」と言い張っている、内輪のメモ書だ。あたかもこれが政界を揺るがす疑獄事件であるかのように朝日新聞が報道し、他の左派メディアが追随し、それに便乗して民進党が吠えているが、そもそも騒がれるような問題ですらない。

 天下り問題で引責辞任した元官僚が、あろうことか、恨みつらみや自己保身、官僚組織内の権力闘争に総理の名まで使うという愚行こそ、糾弾されるべきではないのか。


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[ 2017/05/26 07:07 ] 政治 | TB(0) | CM(20)

まるで民進党議員 ~ 石破茂氏が朝鮮紙に語った靖国、大戦、そして慰安婦問題

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 自民党きっての論客というふれこみの石破茂氏。確かに、民主党政権時代の国会質疑では、民主党の閣僚たちを震え上がらせたと言われるほど、鋭い質問を繰り出していた。そして、2012年の自民党総裁選では、第一回目の投票で、過半数には及ばなかったものの、2位以下を大きく引き離す人気を得ていた。

石破茂


 結局、決選投票で安倍総理に敗れたものの、そういういきさつもあって、岸田外相とならび、ポスト安部の最有力候補とも言われる。しかし、石破氏に総理総裁は無理だろう。派閥が自民党を支配する時代は終わったとは言われるものの、「水月会」と称する石破派は20名ほどしかメンバーがおらず、組織としては小さい。それに加え、彼がトップに名乗りを上げた時、全国の保守派が黙ってはいないはずだ。石破氏の国家観が、保守派の認識とはまったく相容れないものだからだ。

 石破氏はつい最近、南鮮の東亜日報のインタビューに答えている。そのインタビューの内容を確認すると、まるで民進党議員のインタビューかと思わせるような受け答えが報じられているのだ。以下はその抜粋だ。

―2012年自民党草案は前文で日王を「国家元首」に規定するなど、とても保守的という指摘が多いが…。

「国家元首案については私も反対する。今の天皇(日王)も絶対受け入れないだろう。そんなことまで含めて議論を発展させていかなければならない。安倍総理が1項、2項をそのままにして3項を追加するというのは連立与党の公明党の反対を跳び越えるための窮余の策だ。仮にも憲法なのに、論理的整合性は整えるべきではないか。彼は「自分の手で改憲する」という考えにとてもこだわってる。」

―事実、最近の安倍総理はとても無理が多くて詭弁が目立つ。森友学園不当支援論議に続き、加計学園獣医学科新設支援論議など本人が関連したスキャンダルが続けてさく烈するせいなのか…。

「彼を代表に選択した自民党の人々は総理が誤った道に行かないようにする責任がある。今は誰も「変だ」とか「間違った」という話をしない。これは深刻な問題だ。」

―改憲と関連して韓国では日本が戦争できる国家になろうとしているという憂慮が大きい。

日本が戦争可能な国家になれば、太平洋戦争に対する徹底した反省が前提になければならない。中日戦争、太平洋戦争、1945年広島原爆と敗戦…。200万人が犠牲になった。なぜその戦争を始めたのか。なぜ途中止めることができなかったのか。きちんと検証して反省しなければならない。当時、政府や陸海軍首長らは勝てないことを知りながらも雰囲気に巻きこまれて戦争に突入した。当時、メディアをはじめとして誰も反対しなかったのも大きな罪だ。誰も真実をいわなかった。」

―靖国神社参拝をしない理由もそのためなのか。右翼の攻撃が激しかったのに…。

若かった時は知らずに参拝した。ところが15年前ぐらいに靖国神社の本当の意味を知ってからは行けなかった。国民を欺き天皇を欺き戦争を強行したA級戦犯の分祀がなされない限り、靖国に行くことはできない。天皇が参拝できるようになれば、その時行こうと思う。

―日本会議など右翼勢力は敗戦を認めずに戦前回帰したがる傾向が強い。現在、現れている歴史修正主義的指向もこの基盤の上にある。同じ保守としても石破議員はこのような点で違うようだ。

「私は考えが違う。日本は敗戦に対する徹底した反省の上に独立主権国家、民主国家として道を探していくべきだと見る。」

―慰安婦葛藤などで韓日関係が難しい。

本当に難しい問題だ。慰安婦問題について日本国内にも様々な意見があるが、人間の尊厳、特に女性の尊厳を侵害した点においてあってはならないことであり謝罪するのが当然だ。ただし、何回も歴代総理、日王まで謝罪の意向を明らかにしたのに韓国で受容されないことについては挫折感も大きい。それでも納得を得る時までずっと謝罪するしかないだろう。

彼は韓日併合についても言及した。
「日本では「当時、国際法上で違法ではなかった」と主張するが、「違法ではなかったのでやった。以上!」と終わらせられる問題ではない。国を失うということはその国家の伝統や歴史、言語、文化を全て失うという意味でその国の国民の自尊心を激しく傷つけることだ。申し訳ないことではないのか。ところが私がこの様な話をすれば直ちに「石破は韓国の味方か」という攻撃がくる(笑い)。」


石破茂


 石破氏の靖國神社不参拝は、2012年の総裁選の際にもネットでかなり取り上げられたイシューである。私もブログで石破氏をこの問題で批判したので、よく覚えている。インタビューで分かる通り、その理由は「A級戦犯の合祀」なのだそうだ。もう、この時点で議論にはならない。これは特亜の主張の受け売りでもあり、更に言うなら、戦後民主主義の最も悪い部分の肯定である。

 石破氏は、東亜日報が歴史修正主義の右翼勢力と否定的な問いをしたのに対し、その歴史修正主義という認識を否定せず、「私は違う」と明確な線引きをした。日本会議は、安倍総理の支持団体の文脈で取り上げられたのだと推察するが、もしそうなら、石破氏は安倍総理は歴史修正主義者だと言っているようなものである。

 最も憂うべきは、石破氏の慰安婦問題に関する認識だ。氏は、歴代総理はおろか、天皇陛下まで謝罪の意向を明らかにしたにもかかわらず、南鮮が何度も蒸し返してきたこの問題について、「それでも納得を得る時までずっと謝罪するしかない」と語っている。これは、慰安婦日韓合意の全面的な否定であり、安倍総理の外交を批判するだけでなく、合意の再交渉等を目論む文在寅に塩を送るメッセージである。

 いわゆる慰安婦問題に関しては、南鮮の“納得を得る時”が来ることはない。そんな時が望めないから、日本側も妥協し、南鮮とのあいだで“最終的かつ不可逆的に解決”で合意したのだ。日本の保守派も、色々と不満を持ちながら、それでも我慢しているこの合意を、日本側から「永遠の謝罪が必要」と蒸し返すようなら、保守派は石破氏の出世に対し、猛烈に抗うだろう。

 もちろん、朝鮮メディアのことだから、記事の内容に歪曲があることも予想される。その場合、石破氏は語ったことの真意を公表すべきである。


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[ 2017/05/25 07:08 ] 政治 | TB(1) | CM(30)
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