私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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共産党の二軍に成り下がった民進党の最終章

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 民進党が執行部を刷新するという。都議選の敗北を受け、幹事長の野田らを更迭し、目先を変えようという算段だろう。しかし、一番責任を取るべき党代表は、その座に居座るつもりのようだ。

民進党・蓮舫代表 執行部交代の意向固める(日テレ)

 民進党の蓮舫代表は、東京都議会選挙の大敗を受けて、野田幹事長を含む執行部を交代させる意向を固めたことが、日本テレビの取材で明らかになった。これは民進党関係者が明らかにしたもの。

 都議選での大敗を受けて、民進党内では「解党的な出直しをすべきだ」「責任をとり、執行部は辞任すべきだ」などと執行部の大幅な刷新を求める声が相次いでいた。

 そのため蓮舫代表は、自らは続投する一方で、野田幹事長を含む党役員の交代に踏み切る意向を固めたという。

蓮舫


 ただ、党の実務を担う幹事長に誰を起用するのかなど、骨格は固まっていない。

 民進党のある閣僚経験者が、「幹事長を受ける人は、なかなかいないのではないか」と話すなど、蓮舫代表の求心力が低下する中で人事は難航も予想される。


 民進党は、もはや、絵に描いたような泥船である。都議選では、選挙を前に大勢の議員が我先にとその泥船から脱走し、党公認の候補者数は23だった。4年前の選挙での候補者数は44だったから、ほぼ半減である。2009年の絶頂時に獲得した54議席から、たった8年で10分の1まで議席数を減らす衰退ぶりだ。

 選挙に負ければ犯人探しが始まるのは、どの政党でも同じだ。戦犯の筆頭は、代表就任から党勢を全く回復できず、自らの二重国籍問題で党の足を引っ張る蓮舫に間違いはないはずなのだが、蓮舫自身、代表を自認する意向は全くないようだ。自分の後見人であり、三顧の礼で幹事長に迎えた野田を切り、目先を変えようとしている。産経の報道では、岡田克也が幹事長就任を固辞し、前原は「ポスト蓮舫」を見据えて就任要請を受けても断る構え。昨年9月の人事で候補に浮上した枝野幸男も慎重な姿勢を示していると報じている。

蓮舫、自らは続投


 失敗の後始末もロクにできないのは、2013年の下野後の党全体も、二重国籍の蓮舫個人も同じだ。民進党の再生など現実的でないどころか、続投という意思表示で、蓮舫自身が党を崩壊に導いているようにも思える。この期に及んで、蓮舫の右腕を買って出る奇特な人材が誰になるか、野次馬的な興味はなくもないが、連敗続きの選挙で党の人材も枯渇し、ウルトラCも出せないだろう。

 民進党を離党した長島昭久氏が、九州「正論」懇話会でこう語ったという。

 なぜ離党せざるを得なかったか。(民進党は)共産党との共闘路線がますます深まっていく。方向転換は難しいでしょう。党の代表を変えようが、名前を変えようが、路線は変えようがない。このまま次の衆院選に進むしかない。

 簡単に言えば、共産党の二軍になってしまったということです。自民党の二軍なら、一軍がこけたら上がれる。共産党の二軍は、何をやっても政権にはたどり着かない。

 政策的主体性を失ってしまった。二度と政権に返り咲くことはないだろう。こういう判断をしました。


 「共産党の二軍」とは、なかなか言いえて妙だ。理念も信条も違うはずの共産党と、反安倍、反自民という利害関係だけで手を結んだ民進党は、野党第一党でありながら、共産党の下請け団体に成り下がった。長島氏は、「(民進党は)目玉法案には、法案が出る前から反対で構えている。出てきたらどんどん批判する」と批判しているが、これは、戦前・戦時の日本や安倍政権、自民党にかかわることならなんでも批判する朝日新聞の体制と同じだ。朝日と同じく、見透かされ、批判される運命を、自ら辿っているだけなのだ。

 蓮舫体制は、民進党の最終章と定義して差し支えないだろう。2009年が絶頂期で、その後8年で絶滅種に成り下がった。党人事を刷新しても、第二の蓮舫、第二の山井、第二の大串が出て来るだけで、そこにはやはり反自民、反安倍という独善的価値観しかない。


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[ 2017/07/22 11:27 ] 政治 | TB(0) | CM(5)

「凄い」「素晴らしい」 ~ 蓮舫の会見を礼賛する小林よしのりのイタさ

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 日本ジャーナリスト会議なる団体が、「優れたジャーナリズム活動や作品」に贈るJCJ大賞なるものを、朝日新聞の森友、加計問題報道に贈ったという。

朝日新聞社の森友・加計スクープにJCJ大賞 (朝日)

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)は19日、優れたジャーナリズム活動や作品に贈る今年のJCJ賞を発表し、大賞に朝日新聞社の「『森友学園』への国有地売却と『加計学園』獣医学部新設問題を巡るスクープと一連の報道」を選んだ。

 選考理由で「国政を揺るがす両問題を最初に報じた後、関連各省の記録文書の存在などを報道し続けた」「民主主義の原則を掘り崩そうとした問題の取材・調査報道の積み重ねの価値は大きく、メディアの存在感・信頼を高めた」と評価。安倍晋三首相夫妻の関与への疑惑が、両問題に共通しているとも指摘した。(以下、馬鹿馬鹿しいので略)


 調べてみると、歴代の受賞者は朝日、東京、NHKなど、左傾斜した会社ばかりだ。法的瑕疵を全く掘り起こせていない「言い掛かり報道」をひたすら政権批判を継続する新聞社も新聞社だが、事実として確定していないばかりか、単なる当たり屋的な報道に「大賞」などと呼ばれるものを贈る団体も狂っている。ジャーナリズムというお面を被った、単なる左翼思想団体と定義して良いだろう。

 恐らく、同じような政治評論団体があったなら、18日の蓮舫の会見に大賞でも差し出すのではないだろうか。18日の蓮舫の会見は、タレント時代の嘘も含め、政治家として反省はするが責任はない、または取らないというものだった。戸籍謄本の公開についても、二重国籍という事実を隠蔽していたことを、マイノリティ側の被害者だと論点をすり替える姑息な宣伝工作に打って出た。

 この姑息な会見を激賞しているバカがいる。小林よしのりという漫画家だ。

蓮舫代表の記者会見に感動した (Blogos)

さて、民進党・蓮舫代表記者会見を最初から最後まで見た。
戸籍公開に疑問を持っていたが、この記者会見は凄かった。
まったく素晴らしかった!
わしは蓮舫を見直した。実に好感を持った。(中略)

産経新聞や自称保守系の雑誌では、李登輝を「元日本人」と共感を持って取り上げてるくせに、蓮舫の父親を完全外国人と見做すなんて、日本人ではない!
産経新聞や「アゴラ」やネトウヨこそ、日本から叩き出すべき国辱野郎どもだ。(中略)

小林よしのり


しかし、蓮舫の説明は凄かった。
自分のアイデンティティーが定まらぬモデル時代を、まだ未熟だったと言ったのも良かった。
誰だって未熟な時代があり、成長していくのだ。

安倍晋三があんなに見事に説明責任を果たしたことはない。
いや、説明責任を果たせるほど、日本語がうまく操れないのである。日本語が未熟なのだ。
だが、蓮舫は実に微細な点まで、日本語を操って説明してみせた。相当な能力である。

しかも、産経新聞やアゴラという、イジメ目当てのストーカーにすら、安倍首相のように「ああいう人たち」扱いをしなかった。
ちゃんと誠実に応えていた。
大したものだ。わしは蓮舫を支持する。党首にふさわしい。(以上、切り取り)


 少々痛々しささえ感じられるブログである。あの会見のどこをどう切り取ったら、凄さや素晴らしさが見えて来るのか。あの会見で見えたのは、違法行為を差別とするし、容疑者からの被害者への変身を画策する論点のすり替えと責任回避のみである。反省はするが、その反省は口から出るばかりで、行動は伴わない。つまり、違法行為を認めながら、罰は拒否するという、法治国家では許されない行為であり、そこに誠実さの欠片すらないのだ。そういう者が立法府に籍を置き、恬として恥じないことこそ、国辱ではないか。

 小林よしのりが蓮舫を見直そうと、そんなことはどうでもよい。しかし、いやしくも日本の首相を目指そうという政治家が法律に違反し、その違反がかなりの高確率で故意性を伴う場合、その政治家が批判を浴び、証明や説明責任を求められるのは当然だろう。その批判や説明責任を求める側を「日本から叩き出すべき国辱野郎ども」とか「ジメ目当てのストーカー」とか罵倒する時点で、言論人としての資格はない。

 大事なのは、蓮舫の今までの行為が、国籍法および公選法に違反していたか否かの問題である。小林はそういう核心の部分には一切触れず、凄いとか素晴らしいなど、陳腐な表現で話を次元を変える。これは、蓮舫の二重国籍問題に関して言えば、サヨクに共通した傾向だ。

 それにしても、小林よしのりの変貌ぶりは、誰かに弱みでも握られているのか…勘ぐりたくなるほどである。


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[ 2017/07/21 07:07 ] 政治 | TB(0) | CM(23)

図られたかのようなタイミング ~ 新たな稲田報道は、守旧メディアと蓮舫の共謀か?

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 18日の夜、産経新聞の阿比留氏が、Facebookに下のような書き込みをしていた。

 一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う…。
一人がいいかげんなことを言うと、世間の多くの人はそれを真実のこととして広めてしまう。明日また、この手の情報がメディアで流れそうです。せめて自社の紙面には載せないぐらいの抵抗しかできない。つらいところです。


 昨今のメディアの偏向ぶりを見ていれば、何やらまた新ネタでの政権批判だろうと、およそ察しが付いた気がした。そして出てきたのが、稲田防衛相のPKO日報破棄に関する隠蔽の容認というネタだった。

蓮舫


 敵もバカではない。蓮舫の二重国籍に関する会見を受け、昨日の紙面は野党第一党代表の国籍問題が賑やかすはずだった。しかし、反日守旧メディアは、そのタイミングで新たな稲田潰し、ひいては安倍政権潰しのネタを投下した。蓮舫の報道をかき消すには、この時をおいて他にはないというタイミングだ。反日メディアに鋭い批判を投げかけてきた西村幸祐氏は、こちらもFacebookで、「地上波TVの情報番組が朝から昼まで、徹底的に「蓮舫二重国籍問題」を扱わないことに、本当に驚いた。驚くだけでなく恐怖を覚える」と書いている

 ここからは私の想像だが、反日メディアと蓮舫は、事前にこのタイミングを共謀していたのではないだろうか。蓮舫にとっては、あまりにもタイミングが良すぎるのだ。「蓮舫さん、大丈夫ですよ。貴女の国籍問題を吹き飛ばすような新ネタを用意していますから」などと、メディアが蓮舫の耳元で囁いていたというシナリオなら、見事に筋書きが成り立つのである。

 蓮舫は明らかに、メディアによって擁護されている。19日の主要紙を確認してみると、社説で蓮舫の二重国籍問題を取り扱ったのは産経新聞のみである。朝日も毎日も、読売までも、政治関連では注目度が高いはずの蓮舫ネタを見送った。そもそも、書くつもりもないのだろう。稲田批判ネタがあるのに、わざわざ読者の視線を蓮舫に向けさせることはない。報道しない自由の見事な成立だ。

 しかも、蓮舫の二重国籍問題には「差別」をチラつかせ、議論の深まりを抑制するような論調が多い。公党の、しかも野党第伊東の党首で、政権交代があれば我が国の首相となる可能性がある人物が、国籍を詐称していたのだ。これを明らかにするのは、詐称した側の責任であり、義務でもある。しかも、戸籍等の公表によって、蓮舫の違反行為がご破算になるわけでもない。経歴を詐称してバッジを得た者は、バッジを外すことでしか清算はできない。

 新聞もテレビも、頭の中にあるのは倒閣という目的のみだ。報道のボリューム、方向性、主張に、恣意的で偏向があることを隠そうともしていない。彼らはいま、まさに戦時体制にあるのだ。情報流通網を確立した守旧メディアと勝負は、ネットにとって分が悪いが、それでも彼らが日本を壊す前に、できるだけのことをしなくてはならない。



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[ 2017/07/20 07:09 ] 政治 | TB(0) | CM(19)

蓮舫、国籍法、公選法違反を自供 ~ 故意ではないと白々しく嘘を吐く

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 民進党代表の蓮舫が、昨日の記者会見で、日本国籍を証明する戸籍謄本の一部などを開示した。開示文書には台湾籍離脱証明、台湾旅券なども含まれた。結果として、蓮舫は自らのことばで、国籍法違反、公職選挙法違反を認めたことになる。

 よくもしらじらしい言い訳をしたものだ。蓮舫は、「台湾籍をもっているとはまったく思わなかった」と供述したが、ネット民までは騙せない。「私は二重国籍なんです」、「在日の中国国籍のものとしてアジアからの視点にこだわりたい」などと公言した物証は、既に広く共有されており、今更シラを切っても傷口を広げるだけである。なんのダメージコントロールにもなっていない。

犯罪を認める蓮舫
犯罪を自供する蓮舫


 朝日が掲載したネットの第一報「蓮舫氏、戸籍情報開示 二重国籍批判、都議選敗北で再燃」がある。記事の筋立ては、「戸籍謄本の一部などを開示した。差別を助長しかねないとの批判の声が出ている」、「戸籍情報等を公開したのは、政権への説明責任を求める立場であることを勘案してだ」、「国籍に関する説明が二転三転したことで批判されていたが、都議選の敗北を受け、党内でも問題が再燃した」、「個人情報である戸籍の開示には、専門家から厳しい批判が相次いでいる」というものだが、これでは核心に全く触れていない。むしろ、核心を避けている印象がある。

 問題の核心とは、この部分だろう。

 --昨年10月7日に国籍選択宣言をしたということは、二重国籍の状態でその時期までいたということになる。2004(平成16)年の選挙公報には『台湾籍から帰化』と、結果として事実と異なる経歴を表示していた。そのことに対する政治責任は。オーストラリアでは二重国籍が発覚した議員が退職を表明した

 「国籍法に関しては、手続きを怠っていたのは事実だが、故意に怠っていたわけではない。17歳の時に日本国籍を取得してからずっと台湾籍が放棄したものだと思っていた。思ったままだった。その中で2004年から政治家をさせていただいたときに公報に書かせていただいた部分は、台湾から日本人になったという部分で、日本国籍取得を『帰化』として使わせていただいたという認識で、それ以上深いものではなかったと思っている。そこに故意性はないとご理解いただければ」

 「オーストラリアの件に関しては憲法違反だったと思うので、その評価は私にはちょっと…」


 犯罪に故意も過失もない。過失の場合には情状酌量の余地があるが、違いが出るのは刑罰の重さであり、犯罪は列記とした犯罪なのだ。しかも、蓮舫の場合には過失でなく、故意犯である可能性が極めて高い。前述のとおり、二重国籍であることを自認するどころか、それをセールスポイントとしていたほどなのだ。朝日が蓮舫の違法性に言及しないのは、それが蓮舫に引導を渡すことになるからだろう。

 蓮舫自身、稲田防衛相の発言を取り上げ、「既遂で違法行為を行った大臣がその発言を訂正した所で違法行為が消える訳じゃない」と力説していた。稲田防衛相の発言を問題視するなら、同じ批判を自らに向けるべきだろう。ブーメランの名手の定評は確立していた感があるが、ここまでの完成度とは恐れ入る。

 蓮舫の国籍選択日付は、平成28年10月7日だという。初当選は平成16年だから、ここ12年間は違法のままバッジを付け続け、閣僚まで務めた。故意であるかないかなどどうでもよく、多様性など関係なく、その事実が重いのだ。蓮舫は、代表辞任どころか、議員辞職をおいて、他に選択肢はない。蓮舫は“現政権に対して強く説明責任を果たすように求める立場であることを勘案して”謄本党の公開を決意したというが、本来、政権に対峙する資格がないのである。

 嘘つきで法律違反を犯す人物を代表に据える政党が、いくら審議しても法的な問題がまったく見えない他を追及するという茶番で税金の無駄遣いは、いい加減にしてほしいものだ。安倍政権を陰ながら支えていた蓮舫の民進党代表の座は、他のどうでもよい議員が取って代わることになるだろう。


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[ 2017/07/19 07:07 ] 政治 | TB(0) | CM(28)

都議選惨敗で批判続出 ~ 民進党の「歴史的役割」は終わった?

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 一日かけても特に目立った新ネタが出てこなかった国会の閉会中審査だが、民進党ら野党は、安倍総理が出席しなかったことにイチャモンを付け続けてきた。一連の世論調査で、政権側の説明不足という認識が国民のなかにあることを受け、安倍総理が二度目の閉会中審査にGOをかけ、総理が出席する衆院予算委員会の閉会中審査が、24日の週にも開かれる見通しとなった。

 ところが、要求していた民進党側が、これにふたたびイチャモンをつけている。

蓮舫代表「閉会中審査、首相の一言で決まった」(朝日)

■蓮舫・民進党代表(発言録)

 (九州北部の豪雨災害の)被災地の問題があるので、(議論の場として)国会(の閉会中審査)を開いてもらえる判断はありがたいし、評価します。ただ、その国会を開く理由が、「国会のことは国会でお決めいただく」と言っていながら、安倍晋三首相の一言で決まりました。しかも首相が説明をしたいから、与党の時間を長くしろと言う。立法府の在り方をどう思っているのか、本当に私は悩ましいと思う。(豪雨災害があった福岡県朝倉市で記者団に)


蓮舫


 蓮舫は、政権与党が何をやっても、いちいち文句をつけることが仕事だと思っているようだ。そもそも、総理の外遊日程が判明しているところに「国会を開け」とぶつけること自体、「政府与党が非協力的だ」という宣伝をするための工作に等しいのだが、そういう工作に踊らされる情弱な国民は、ネットの普及によって日に日に減ってきていることを理解していない。

 さて、そんな民進党の御家事情もお寒い限りだ。東京都議選で惨敗したが、責任を取ったのは都連会長の松原仁ただ一人。反安倍陣営は都議選の自民惨敗を「安倍政権にNOが突きつけられた」などと吹聴しているが、そのロジックが通用するなら、民進党にも絶望的なNOが突きつけられているはずなのだが、執行部に動きは全く見られない。一方で、地方議員からは辛辣な内部批判が起きているようだ。

 東京都議選の敗北を受けて民進党が進める総括会議は、執行部の退陣論にとどまらず、解党や分党を求める声までが飛び交う修羅場と化している。国政での野党第1党はなぜ敗れ、政権批判の受け皿にもなり得ていないのか――。議論をたどると、再生には険しい道のりがうかがえる。

 同党が地域ブロックごとに開いている総括会議は、14日でひとまず終了。参加できなかった議員からのヒアリングを18日に行い、25日にも衆参両院議員懇談会を開いて取りまとめる。

 14日までに開かれた会議は計5回。いずれも非公開だったが、蓮舫代表や野田佳彦幹事長に対し、「我々の歴史的役割はもう果たされた。解党すべきだ」「受け皿どころか、はけ口にもなっていない」などと辛辣(しんらつ)な言葉が続いたという。(以下略)


 「我々の歴史的役割はもう果たされた。解党すべきだ」、「受け皿どころか、はけ口にもなっていない」とは、まさに言いえて妙である。はけ口にもなっていないというのは、まさに国民から相手にされていないということだが、そういう感覚は地方議員のほうが敏感なのかもしれない。ついでに言えば、民進党の支持母体である連合が、民進党の頭越しで政権と政策合意するような事態も発生しており、支持母体も民進党と話しても何も進まないと舵を切った節もある。

 「我々の歴史的役割はもう果たされた」という理解は正しいが、その判断は遅きに失している。民進党に歴史的役割があったとすれば、その役割は政権交代が達成された2009年夏の時点で終わっていたというべきだ。彼らの政治的目的がまさに「政権交代」にあり、それが達成された瞬間から、彼らに目的とか大義はないのだ。

執行部の一人は「誰が執行部を務めても将来の野党再編は避けられない。だが、党に一定の規模がなければ再編の主導権を握れない。いまは我慢の時だ」と話す。


 このことばが、民進党の将来をよく示している。もはや、民進党という政党の存在意義は、政権交代はおろか、政策論にもなく、野党再編の主導権を握る、いわば「2部リーグでの優勝」に変わっているのである。


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[ 2017/07/17 10:29 ] 政治 | TB(0) | CM(12)
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