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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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野党や朝日の終戦の日 ~ 政権と日本を貶めたいだけの談話と社説

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 8月15日というのは、先の大戦に対する考え方を含めた歴史認識に関し、政党や政治家、マスコミの考えが最もわかりやすい形で発露される日だ。歴史認識というものが、パヨクや外国勢力にとって、日本を分断するには最も効果的なイシューであることの証左である。

 この日、各党は談話を発出する。野党は、一応は、戦没者を弔うふりをした。しかし、彼らは結局のところ、この日を政権批判に利用する。

共産党・小池晃書記局長談話
 安倍政権は、違憲の安保法制=戦争法を強行し、日米軍事同盟の強化と大軍拡をすすめ沖縄での米軍新基地建設をごり押ししようとしています。さらに、憲法9条を変え、無制限の集団的自衛権の行使、海外での武力行使ができる国にしようとしています。安倍改憲を阻止し、安保法制を廃止して立憲主義を取り戻すために、市民と野党の共闘をさらに発展させるべく力を尽くします。


立憲民主党・枝野幸男代表談話
 戦後73年、日本は今、時代の大きな岐路に立たされています。安倍政権は、憲法解釈の変更による歯止めのない集団的自衛権の行使を容認し、今また、立憲主義、平和主義を無視した憲法の改悪に向けて突き進もうとしています。安倍政権により、戦後、日本人が育てあげ、守り続けてきた「立憲主義」と「平和主義」が脅かされようとしています。


民民党大塚耕平、玉木雄一郎両代表談話
 日本は今、時代の大きな岐路に立たされています。戦後、日本が大切に育み、守り続けてきた「立憲主義」「平和主義」「民主主義」が脅かされようとしています安倍晋三政権は、民主主義の危機といえる強引かつ強権的な国会運営を行うなど、日本の未来に対する懸念を高めています。


社民党声明
 憲法9条2項の死文化を目的とした明文改憲が行われれば、米国に追従して歯止めなく「戦争する国」へと突き進むことになりかねません。社民党は9条改悪と軍事大国化に反対する多くの人々と力を合わせ、安倍政権の改憲発議阻止に全力を挙げます。


 まともな談話を出しているのは希望の党と日本のこころくらいでだ。

希望の党・松沢成文代表談話
 今日、私たちが享受している平和と繁栄は、祖国のために戦場に散った三百万余の同胞と焦土と化した国内で亡くなられた多くの方々の尊い犠牲の上にあることを一時たりとも忘れてはなりません。
 平和と繁栄は決して与えられるものではなく、自らの意志と努力によってのみ、もたらされるものであるとの覚醒が必要です。
 希望の党は、今後も平和主義のもと、現実的な外交・安全保障政策を推進して参ります。


日本のこころ 中野代表談話
 今日、私たちが享受している平和と繁栄は、祖国のために戦場に散った三百万余の同胞と焦土と化した国内で亡くなられた多くの方々の尊い犠牲のうえにあることを一時たりとも忘れてはなりません。
 先人たちの犠牲に応えるためにも、私たちは日本の主権を守り、自国のみならず世界の平和と繁栄のために尽力せねばなりません。


終戦の日の靖國神社
昨日の靖國神社


 昨日は昨年の終戦の日の朝日新聞の社説を紹介したが、今年の社説は去年にも増して踏み込んでいるように思われる。

 日本が戦争に敗れて、きょうで73年を迎えた。
 この歳月を経てなお、日本はアジアでの和解を成し遂げていない。日中両政府の関係が上向くにつれ、表面上は見えにくくなっているが、民衆の間では複雑な感情が今も広く残る。
 侵略や植民地支配の記憶という「負の遺産」の風化をこのまま待つという姿勢では、未来志向の関係は築けない。アジア太平洋で日本が果たすべき役割を考え、積極的に貢献することも和解の歩みに必要だろう。


 朝日が言うアジアでの和解とはなにか。それは、日本が未来永劫、贖罪意識を持ち続け、極端に言えば土下座し続けるということだ。アジア太平洋広しと言えど、ここでいうアジアは中共と南北朝鮮だ。新藤義孝氏が総務大臣のとき、会見で「靖國神社参拝は世界から批判が」と言い出した記者に対し、「どの国のこと?」と聞き返し、記者が「中国、韓国だけ」と認めたことがある。ちなみにこの記者は朝日新聞だそうである。

 この6月、初の米朝首脳会談が開かれた。両国が戦った朝鮮戦争に至る経緯を振り返れば、南北分断の背景に日本の植民地支配があることに気づく。隣国の人々には、米ソによる分断がなぜ日本でなく、自分たちなのかとの思いがある。
 一方で、日本は戦後、アジアの平和と発展のために多くの仕事をし、信頼と評価を得た。カンボジア和平などに多数の日本人が関与し、発展途上国での無償技術支援も進めてきた。
 かつて軍靴で蹂躙(じゅうりん)した地域の発展に、息長く携わることは、和解のプロセスにも役立つ。


 軍靴という言葉を久し振りに見た気がするが、それにも増して蹂躙とは、思い切った言葉を使ったものだ。蹂躙とは、武力や権力によって他者の権利を侵し、社会秩序を乱すことを言うが、アジア諸国の戦後の独立が社会秩序崩壊を意味するなら、謝罪すべき相手は彼らの宗主国の方ではないのか。

 朝日は、アジア諸国との和解と未来志向の関係をと説く。しかし、国同士の関係というものは、こちらが和解・友好を望んだとしても、相手方がそれを望まない限り、構築できるわけがない。例えば、南朝鮮は慰安婦合意という国家間の約束事を、平気で覆そうとしている。彼らは日本との対等な友好関係など望んでいないのだ。中共にしても朝鮮にしても、そもそもが日中平和条約や日韓基本条約などを結んだ時点で、国家間の清算は終了している。それを蒸し返すほうがおかしいのだ。

 自らの過去を美化することはできない。しかし、将来を変えることはできる。


 読者、国民にそう訴えたいのであれば、まず朝日新聞自身がその言葉通りの行動を取ったらどうなのか。朝日新聞の過去には、歪曲や捏造を含め、おびただしい数の汚点がある。靖国問題や慰安婦問題で国際的な論争に火をつけたのが、他ならぬ朝日なのだ。もし朝日が将来を変えたいと思うなら、過去の汚点だけでなく、報道姿勢そのものを変えるべきである。自分たちがそれを実践しないのであれば、「お前が言うな」という言葉を返すのみだ。


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[ 2018/08/16 07:09 ] 政治 | TB(0) | CM(5)

翁長弔い合戦の沖縄県知事選挙にルーピーの名(失笑...)

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 終戦の日を明日に控えたこの時期は、自虐史観をたっぷり盛り込んだ番組を、大衆心理に刷り込むように垂れ流すテレビについては、何時にもまして観る意欲がわかない。ただ、今年の夏は、自民党総裁選や沖縄県知事選などが目前に迫っており、偏向報道の具合も例年よりも酷いことになりそうだから、たまにはチェックする必要があるのかもしれない。

 そんなテレビを観ていたら、憲政史上最も残念な政治家が、支那で中共のスポークスマン的な仕事を仰せつかっているようで、なにやら訳の分からないことを言っている。

鳩山氏が安倍総理を痛烈批判「世界から失笑を…」 (ANN)

 鳩山元総理大臣は北京で行った講演で安倍総理大臣の対中政策に触れ、「右手で握手しながら左手でげんこつを握れば真の友情は生まれない」などと痛烈に批判しました。

鳩山由紀夫


 鳩山元総理大臣:「安倍首相は、常に東アジアの安全保障状況はますます厳しさを増すばかりとのうたい文句で、日米同盟の強化や自衛隊の配備の増強を図っている」
 11日、北京で開かれた国際シンポジウムに出席した鳩山元総理は尖閣諸島について、日中間では事実上棚上げされてきたと指摘し、「歴史に照らして今一度、棚上げすべき」と話しました。中国が進める一帯一路構想については「習近平主席は、目的は平和をもたらすことだと述べた」として、日本は大いに協力すべきと強調しました。さらに、安倍総理の対北朝鮮政策についても、「対話の時代は終わったなどと述べ、世界から失笑を買った」と批判しました。


 元首相といえば、最近、残念な例として小泉純一郎を採り上げたが、ルーピー鳩山はレベルが違う。鳩山は、「右手で握手しながら左手でこぶしを握り占めている。これでは真の友情は生まれない」とも言ったそうだが、拳を握りしめているのは中共であり、北朝鮮である。自衛隊を憲法に明記と主張するだけで左派メディアから散々叩かれるのが日本の総理であり、日本は握る拳すらないのだ。これでは、北京の伝書鳩だ。

 さて、このルーピー、北京とは違うところでちょっとばかり話題になっている。死去した翁長沖縄県知事にかわる首長選挙に、鳩山の名前が挙がっているというのだ。

「オール沖縄」弔い選挙 翁長知事の後継候補“本命”の名前 (日刊ゲンダイ)

「後継候補には意外な名前も挙がっている。ズバリ鳩山由紀夫元首相です。本土ではルーピー扱いでも、初めて『基地を県外に』と言ってくれた首相だったため、沖縄では人気があるのです。国政引退後も沖縄と基地問題に取り組み、翁長知事とも親交が厚かった。9日夜は1人で弔問に訪れていました。自民党の保守本流の系譜だから『オール沖縄』にぴったりです。また、“超大穴”として、自由党の山本太郎共同代表に打診してはどうかという意見もあるようですが、こちらは沖縄の保守が乗れないでしょうね」(地元メディア記者)


 最初に断っておくが、ネタ元が日刊ゲンダイであるため、これは99%ガセだと認識して書いている。そのうえで、是非ルーピーには出馬を前向きに検討してもらいたい。このキャラが出てきたら、保守系候補に有利に働くことこの上ないからだ。

 しかし、“オールじゃない”オール沖縄が、本当に鳩山を担ぐことになったら、まさしく世も末だ。ルーピーの発言録の中で最も知られるのは、普天間基地の移設問題にからむ「国外、最低でも県外」というセリフだが、このセリフがまさしく今日の沖縄反基地運動に火をつけたのだ。ルーピーはその後、「腹案がある」という時間稼ぎの末に、「学べば学ぶにつけて、(沖縄米軍が)連携し抑止力を維持していることが分かった」と発言を翻し、問題を先送りした。この無責任な発言が、沖縄基地問題のパラダイムを変えたのだ。即ち、鳩山こそが、沖縄県民の心をもてあそび、沖縄世論を二分させ、沖縄と本土の溝を作った張本人なのである。

 こんなバカを担ぐとすれば、オール沖縄も余程の人材不足と言えるだろう。ただ、繰り返しになるが、ネタ元が日刊ゲンダイであることもあり、ルーピーの出馬はないだろうと思う。もし出てくれれば、基地移設容認派にはこの上ない追い風になると思うのだが・・・。


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[ 2018/08/14 07:09 ] 政治 | TB(0) | CM(8)

自民党総裁選 ~ 石破候補は憲法議論から逃げてはいけない

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 通常国会が終わり、メディアの報道で野党関連の話題がきれいさっぱり消え、話題の中心が9月に控える自民党総裁選になってしばらく経つ。安倍総裁は11日、山口市で開かれた自民党山口県連の会合で「6年前に総裁選に出たときの志は、みじんも変わるところはない」と述べ、事実上、石破氏との一騎打ちの様相だ。どっちつかずの中途半端な対応だった石原派も安倍氏側に立つことを宣言し、安倍氏側が議員票の7割を固めたという。いずれにせよ、無投票でのやり過ごしが回避されたことで、総裁選において政策議論が活性化されるのは、有権者にとっても望ましいことだ。

 さて、安倍現総裁の対抗馬として、出馬を表明した石破側は、総裁選に向けて特設サイトを開設し、自身の政策を披歴している。キャッチフレーズは「正直、公正、石破茂」。安倍総裁には、正直さも公正さもかけているという指摘なのだろう。「国民本位の政治・行政改革で国民の信頼を回復します!」と銘打ち、

① 謙虚で正直で国民の思いに近い政治
② 透明・公平・公正な政治・行政
③ 課題に正面から挑み決断する政治

を取り戻すというのを、総裁としての方針とするようである。

石破茂



 課題に正面から挑み、決断するということは、憲法に対しても真正面から取り組むという意味だと思ったが、どうも違うようだ。石破氏は出馬の会見で、憲法についてはこう語った。

 「憲法9条については、国民の深い理解が必要であり、必要なものを急ぐ。最後に申し上げれば、自民党の憲法改正草案には『政府は国民に対して説明する責務を負う』。それは『権利と義務』の章に定めております。急ぐものは何か、今必要なものは何か。そういうことをきちんと意識しながら、憲法改正に取り組んでまいりたい」


 そして、記者から出た「憲法9条をめぐる議論には総裁選の大きな争点に位置付けないのか」という質問に対し、石破氏は「自衛隊は違憲と言う学者がいるから(憲法9条を)変えることは、優先順位が高いと思わない」と答えている。

 憲法議論から逃げているとまでは言わない。だが、正面から対立軸を示して戦おうという姿勢は感じられない。安倍総理が9条への自衛隊加憲論であるのに対し、石破氏のスタンスは、自民党の憲法草案に忠実な軍隊としての明確な定義だろう。私は原則論ととしては自民党憲法草案に近く、保守派の中からも「憲法に関しては石破」という賛同も得られるはずだ。とすれば、石破氏は憲法を安倍総理との間で真正面から向き合うべきではないか。

 石破氏の「謙虚で正直」「透明・公平・公正」「課題に正面から挑み決断」というのは、どちらかというと方向性の中心に党運営が据えられている感がある。しかし、自民党総裁選は総理大臣を選ぶ選挙でもあり、国家ビジョンを示し、国家の在り方についての方針も必要だ。憲法など、その最たるテーマだろう。

 石破候補は、総裁選における憲法議論から逃げてはいけない。謙虚で正直などという抽象論はわきに置き、ど真ん中の議論をしてもらいたい。


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[ 2018/08/13 07:11 ] 政治 | TB(0) | CM(9)

翁長氏死去 ~ 「弔い」を語るなら、「政治的功罪」も語るべきだ

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 沖縄県知事の翁長雄志氏が死去した。このブログでは氏のことを常に批判的に書いてきた。政策や政治手法に全く賛同はできなかったが、翁長氏に対し、心から哀悼の意を表したい。

 しかし、県知事、およびその前の那覇市長時代を含め、政治家としての翁長氏に関する総括は必要だと思っている。翁長氏のことを採り上げるとき、メディアは報道を意図的にシングルイシュー化する。もちろん、テーマは沖縄の米軍基地だ。しかし、県政には、基地問題以外の「県民の生活」という、大事なテーマがある。その最たるものが経済だろう。

 翁長氏は、その沖縄経済が、国内ではなく、支那にどっぷり依存する体質を作ってしまった。地元の久米村(現那覇市)に建立した孔子像や、支那に向けた龍柱など、枚挙にいとまがない。昭和天皇がお渡りになったことにちなんで「御成橋」と名付けられた橋にも龍柱を建て、橋の改名まで噂されたこともある。ことほど左様に、沖縄の領有権を唱える支那に加勢するような物事ばかりが起こったのは、翁長県政と無縁ではないはずだ。翁長氏の死去に伴う県知事選は、沖縄県民がより一層の危機感をもつ良い機会として欲しい。

翁長


 翁長氏の死去に接し、政党や政治家から相次いで談話が発表されている。特に、野党の談話が興味深い。

共産党

 翁長雄志知事のご逝去のお知らせを受け、心から哀悼の意を捧げます。
 命の炎が燃え尽きる瞬間まで闘いぬかれたことに、尊敬と感謝の思いを送ります。ほんとうにありがとうございました。
 翁長知事の「『辺野古に新基地をつくらせない』という私の決意は県民とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはありません」という命がけの訴えにこたえ、全力で闘いぬき、勝利を勝ちとることで、御遺志にこたえる決意です。
 どうか安らかにお眠りください。 


立憲民主党 陳幹事長

「沖縄県の皆様にとっても大きな宝を亡くした悲しみは如何ばかりか。基地問題に正面から向き合い、政治家として信念を貫き続けた。保守政治家の良心そのもので、草の根民主主義の体現でもあった」


社民 又市党首

「県民の民意を体して辺野古新基地建設に反対してきた故人の遺志を引き継いでいくためにも、悲しみを乗り越え、きたるべき知事選に勝利することを誓う」


民民党 玉木・大塚

「沖縄県政史に残る翁長知事のご逝去に衷心より哀悼の誠を捧げる。その姿は沖縄のために命懸けで闘う信念の政治家の姿であり、地域を守る真の保守政治家の姿だった。沖縄の過度な負担を一日も早く軽減するために全力を尽くすことを誓いたい」


 礼賛一色である。イデオローグが死去すると、そのイデオローグが英雄視されたり、神格化されるということが度々起こる。反基地派は、「翁長氏の遺志を継ぐ」ことを前面に出し、来る県知事選を戦うことになるだろう。だが、故人の信条や行動と、政治的功罪は別で語られるべきだ。礼賛する前に、翁長県政が国政に与えた影響、とりわけ、沖縄基地問題への対応が、国益に沿っていたかについての前提がなければならない。

 立民や民民は、翁長氏を礼賛しつつ、辺野古問題についての言及を慎重に避けている。立民とて、本音は反辺野古を謳いたいが、政権担当時に辺野古移設容認を内閣の方針とした菅直人が居る手前、正面切って言えないのかもしれない。ただ、「保守政治家の良心」とか「草の根民主主義の体現」という、歯が浮くような賛辞には、強烈な違和感を持つ。反基地運動に外国勢力を利用し、そして利用された故人に、「草の根民主主義」ということばは似合わない。

 こういう翁長氏礼賛の発言は、反基地派に利用されていく。反基地派が狙うのは、「志半ばで逝った悲劇の政治家」というキャラクターに仕立てあげ、知事選が政策ではなく「弔い」によって誘導されることだろう。野党の談話は、そういう勢力に塩を送る効果以外、何も持たない。

 翁長氏の死去を契機に、沖縄県民は翁長県政を総括し、来る知事選に最良の判断をしていただきたい。


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[ 2018/08/10 07:09 ] 政治 | TB(0) | CM(9)

安倍独裁というネガキャンを利用する石破、竹下派はダメな見本

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 はっきり言って、自民党総裁選はもう終わっている。総裁選には石破茂と野田聖子が出馬の意欲を見せるものの、党内の勢力図は安倍三選で動かない。派閥の力学が働く議員票で劣勢に立つ石破、野田らの対抗馬が頼みの綱とするのは、地方の地方票だ。前回の総裁選では、地方票で石破が165票を獲得して、87票で2位の安倍総裁を圧倒し、首位に立ったものの、議員票で安倍総裁に逆転を許した。現在の永田町の勢力図を勘案すれば、地方票で圧倒しなければ、対抗馬側に勝ち目はない。その地方票すら安倍総裁の三選を推しているのだから、もう勝負ありなのだ。

安倍総理と石破茂


 そういう状況下で、対抗馬がどういう作戦に出るか。最も安直なの手法が、普段から安倍政権に批判的な勢力を味方につけることだ。とりわけ、朝日や毎日といった反日メディアは、安倍政権を「安倍一強」と呼称し、安倍総理・総裁が独裁的であるかのようなプロパガンダを流布している。そういう流れを利用するのが、金も時間もかからない手っ取り早い方法だ。

 今回、石破と、石破の支持を派閥の方針として打ち出そうとしている竹下派は、そういう独裁的な総裁が、総裁選後の人事で対抗馬側を冷遇するという構図を盛んに流している。竹下派会長の竹下亘は、総裁選後の人事で冷遇されるとの見方に対して「そんな馬鹿げた話はない」と安倍氏側を牽制した。石破当人も、岸田文雄が出馬を見送る前に逡巡した際、「岸田派なんて人事で徹底的に干せ」という声が安倍陣営側から上がったとの新聞報道を利用し、「何ですか、この自民党は」と猛烈に批判した。

 「派閥から総裁選の推薦人を出す場合、負けた時には冷遇される覚悟をもたねばならない」と、麻生副総理が発言したと報じたのは朝日新聞だ。ネットでは、反自民、反安倍側から「古い体質」だとか「恐怖政治」などという批判がされているようだが、派閥がある限り、これは現実である。それは、自らの野心を成就させるために派閥を作った石破本人や、派閥をあげて石破支持を打ち出そうとしている竹下亘は、わかっていて行動に出ているのである。

竹下亘


 そもそも、「古い体質」と批判するなら、竹下派がその標的になるべきだ。石破支持の号令をかけたのは、かつて参院のドンといわれた青木幹夫だと言われる。8年前に議員として引退した人物だ。その青木の敷く院政に、現職議員が動かされている現実自体、恐ろしいまでに古い。院政といえば古賀誠も同類だが、選挙によって国民の負託を受けた現職議員を、その負託を受けていない引退政治家が動かそうとすることは、国民に対する背信行為ではないのか。安倍総理を推す細田派、麻生派、二階派、岸田派と同等かそれ以上に、竹下派は派閥の力学を最大限に利用しようとしているのだ。

 派閥政治は確かに古い。だが、権力争いである総裁選では、派閥の持つ力、数の論理は最大のファクターなのである。きれいごとを言ってもダメ。左派に乗っかるのは、もっとダメな戦い方だ。


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