私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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学習指導要領に“はじめて”竹島・尖閣は固有の領土 ~ 特亜を反面教師と市、健全なナショナリズムを育てよ

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 文科省が14日に発表した次期学習指導要領の改定案で、竹島、尖閣諸島が「固有の領土」と初めて明記された。今の要領は一部に北方領土の記載はあるが、竹島と尖閣諸島には触れていなかったという。

 初めて…と聞き、卒倒しそうになる。国家を形成する三大要素は、主権、領域、国民と言われるが、そのうち領域のことを今まで教えていなかったというのだ。いま平昌で冬季五輪が開かれているが、国を意識するのが4年に一度では、国家意識があまりに希薄だ。戦後日本は、日米安保体制に寄りかかり、憲法も放置してきたことで、国家を意識することをむしろ忌避してきた感がある。教育行政と教職員の側が、「国」という概念を嫌ってきたことによる部分もあるが、教育基本法に愛国的要素を取り入れることだけで国会が紛糾するのは、世界広しと言えども日本だけではないだろうか。

 分かり易いとは、このことだ。朝日新聞が社説で、この要領を真っ向から批判した。

 政府見解を知識として生徒に伝えることは大切だ。だが「これを正解として教え込め」という趣旨なら賛成できない。相手の主張やその根拠を知らなければ、対話も論争も成り立たない。他者と対話・協働して課題を解決する。それが新指導要領の理念ではなかったか。

 いま、政権批判や在日外国人の存在そのものを「反日」と決めつける風潮がはびこる。それだけに、日本の立場をひたすら強調する方向での記述の変更には、危うさを覚える。


 南鮮や支那の主張にも耳を傾けよ、というのだ。対話をする気がない相手に対して対話で臨めというのは、ボールが投じられないのにホームランを打てという論理と同じ。朝日は支那や南鮮を過度に尊重するあまり、南鮮や支那の立場を日本と同列に並べよというのだ。これこそ「反日」の象徴ではないのか。

竹島
我が国固有の領土、竹島


 竹島を「固有の領土」と定義したことに関して、南朝鮮がふたたび火病を発症している。南鮮外務省が、学習指導要領が発表された14日当日、「不当な主張であり、直ちに是正することを求める」と、我が国の駐韓大使を呼んで抗議したという。外務報道官論評では、今回の改定案が日本の青少年に誤った領土観念を植え付けるだけでなく、両国関係にも否定的な影響を与えると強調。「韓国政府は独島に対するいかなる挑発も容認せず、断固とした対応を取る」といきり立っている。

 教育は主権の一部であるから、「是正を求める」こと自体が主権侵害に当たる。ただ、南鮮民族はこと「独島」のこととなると殊更感情的になるが、これは領土教育の刷り込みによるものだろう。一方、日本人は、火事場泥棒的に南鮮に取られた竹島の歴史を知らなさすぎる。青瓦台の強硬な反応は、南鮮国民の過度な独島愛を背景にするものだろうが、日本政府には国民の理解が足りないのだ。この理解を、教育を通じて補完していくことは、日本外交を足元から強くする要素になる。教育行政の対応は遅すぎるのだが、今からでもこの基礎的な「領域教育」を推し進めていくべきだ。

 ただ、特定アジア三国は、反面教師である。彼らの偏狭なナショナリズムは、愛国日本の手本とはなり得ない。ワールドカップサッカーやオリンピックは、否が応にもナショナリズムが刺激される機会だ。ただ、自国の選手が敗れたからといって、ナショナリズムと怒りの矛先を、勝利した選手に向けるような偏狭さは良くない。平昌五輪のショートトラック女子500メートル決勝で、南鮮競技者の失格によって繰り上げ銅メダルを獲得したカナダ人選手のSNSが、南鮮ネットユーザーからの多数の中傷投稿により炎上した。中には殺害予告もあったそうだ。カナダ人選手がメダル授与式で号泣していた姿が痛々しかった。

 偏狭なナショナリズムは、えてしてその国民の恥となり、国際社会では非難と軽蔑の対象となる。日本が育むべきは「健全な」ナショナリズムであり、その基礎は教育を通じて形成していくしかない。


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[ 2018/02/16 07:09 ] 教育 | TB(0) | CM(12)

ネトウヨは「教育の失敗」と批判する、出会い系バー通いの元高級官僚

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 私は自分のことを右翼だと思ってもいないし、保守だと公言することも控えてきた。保守の何たるかがまだ自分の中で血肉化している自信がないというのが正直なところだ。しかし、ネット界隈では、私はネトウヨなんだそうで、他の左派系ブログで散々叩かれた経験もある。サヨク界隈にはネトウヨリストなるものもあるそうで、こちらからコメントしたこともないTwitterユーザーにブロックされていた、という現象もままにある。

 ネトウヨというのは、左派に対抗するネットユーザーを乱暴にひとつに括っただけのレッテル張りだろう。しかし、サヨク系のメディアや言論人の中には、保守派が憎いあまり、こういうレッテル張りで対抗軸を卑下する傾向があるようだ。元ではありながら、役人であった人までそういう呼称を使うに至っては、ボキャブラリーの無さに呆れる。その元役人が 前文部科学事務次官である前川助平(通称、喜平)だ。

前文部科学事務次官の前川喜平氏がネトウヨに言及「教育の失敗」(文春オンライン

能弁な寺脇にくらべて前川は控えめながら、ときおり驚くような発言をする。「『ネトウヨ』といわれる人たちは、きっと自己肯定感の低い人たちなんだろうと思います。『個の確立』ができていないのでしょうね。ある意味、教育の失敗だと思います。学び直す機会が必要なんじゃないでしょうか」

前川・前文科“出会い系”事務次官


教育行政の事務方の前トップから直々に「教育の失敗」と認定され、「学び直せ」といわれるネトウヨもなかなかに哀れである。「ひとりひとりの学ぶ権利の保障」を丁寧に説く前川だけに、その放言はいっそう際立つ。よほどネット上の批判が腹に据えかねたのだろうか。このほか、官房副長官(当時)の萩生田光一が事務次官会議で『シン・ゴジラ』を「ぜひ観るように」と話していた、文科省時代の前川のノートパソコンの待ち受け画像がチェ・ゲバラの肖像写真だった、などのエピソードも興味深い。


 さしずめ、私のような存在は、教育の失敗の典型例なのだろう。この「教育の失敗」ということばが物語るのは、役人の思い上がりだ。

 前川のような役人が考えている(いた)のは、教育のあるべき姿というものが、文科相の指針通りに行われるべきで、下々の者は文科省に従うべきだという論理だろう。つまり、教育は文科相が敷いたレールの上をただ走っていれば良いものだという、霞が関理論だ。示すものは、文科省に盾突くことなどあってはならないという上から目線の教育論であり、主従関係だ。

 前川が「教育の失敗」というなら、それを生み出したのも前川自身であり、文科省だ。彼らが殊更ネトウヨを否定するのは、ネットを中心に言論を展開する保守派が、前川や文科省が意図した言論の方向性から真逆の言論を展開しているからに他ならない。要するに、彼らが教育を通し、子供たちをある一つの方向に洗脳しようとしたという自白なのだ。

 文科省の元高級官僚からこのような発言が出て来ることに、ただ寒気を覚える。「学び直す必要がある」とうのも、極めて傲慢だ。正しいのは常に文科省であり、その教育方針であり、それに対抗すること自体が不勉強だと批判しているのである。

 ただ、正しい教育を論ずる人物が、売春の温床である出会い系バーに通う事実に対し、その人物に対する「教育の失敗」を主張してもよいだろう。前川はさも偉そうに言うが、売春幇助をしていた時点で、彼のことばには何の説得力もない。彼は既に「過去の人」である。


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[ 2017/11/27 07:08 ] 教育 | TB(0) | CM(16)

「聖徳太子抹殺計画」を阻止せよ ~ 歴史教育の改悪に抗議の声を!

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 日本人なら誰でも知っている聖徳太子。冠位十二階や十七条憲法を定めるなど、天皇を中心とした中央集権国家を推進した、国史では欠かせない偉人である。隋の皇帝で、暴君として知られる煬帝に対し、「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無きや……」という外交文書を送ったエピソードはあまりに有名だ。「日が昇る国の皇帝(天皇)が、日が沈む国の皇帝(隋の皇帝)に手紙を送るよ。変わり無い?」ってなもんで、当然ながら煬帝は激怒したという。遥か1400年も前に、中華思想・華夷秩序を全否定し、「我が国は真の独立国家である」と宣言したのだから、現代の政治家にも見習ってもらいたいロールモデルである。

 その聖徳太子の名が、教科書から消されようとしている。2月14日に文部科学省が発表した次期学習指導要領の改訂案に、聖徳太子の名を「厩戸王(うまやどのおう)」という呼称に統一するという案が含まれているというのだ。厳密には、改定案には小学校で「聖徳太子(厩戸王)」、中学で「厩戸王(聖徳太子)」とされている。時系列で解釈すれば、小学校で習った聖徳太子という人物のことは、正式には厩戸王と覚えようね、ということである。

聖徳太子


 何故か。文科省によれば、聖徳太子は死後につけられた呼称で、近年の歴史学で厩戸王の表記が一般的だからだそうだ。死後に付けられたおくり名/諡号は、古くは生前の事績への評価に基づいてつけられる名前のことだ。すべてではないものの、歴代天皇の呼称も諡号である。古くは大陸から伝わったものとされるが、長い年月をかけ、日本の伝統・文化に根付いたシステムである。従って、単なる学術的な名称のみでは、我が国の価値観は継承されないのではないか。

学習指導要領改訂案
中学校学習指導要領案(p.40)


 文科省の街区集指導要領改定案の論理破綻は、これだけではない。「鎖国」も、長崎や薩摩ではオランダ、支那などとの交易を許していたため、「幕府の対外政策」に改めるというのだ。文科省の担当者は「当時、鎖国という言葉は使われていなかったので、正しい言い方にした」としているが、この役人はバカなのか。

 昭和様の御代にあっては、陛下を「昭和天皇」とは呼ばない。今上陛下を「平成天皇」と呼んだら、「お前は日本人か」とツッコまれるのがオチである。奈良時代、平安時代、江戸時代なども、あとになってからついた呼称で、奈良時代の人々が自分たちの生きた時代を奈良時代と呼んでいたわけではない。こんなこと、小学生でもわかる論理だ。当時使われていなかったから呼称を変えるというなら、歴史教科書はほとんどすべてのページを書き換えなくてはならなくなる。2チャンネルには秀逸なツッコミがあった。

太平洋戦争のことも大東亜戦争って直さないといけなくなる


 この手の謀略は、既に実行段階に移されている。山川出版の教科書は、既に厩戸王が採用され、聖徳太子はカッコ書きになっている。検定を通っているということだ。

「推古天皇が新たに即位し、国際的緊張のもとで蘇我馬子や推古天皇の甥の厩戸王(聖徳太子)らが協力して国家組織の形成を進めた。603年には冠位十二階、翌604年には憲法十七条が定められた」


 摂政とも皇太子とも書かれず、単なる「天皇の甥」扱いだ。

 歴史上のことばの数々は、算数のように、1+1=2という計算式のみで答えられるものではない。学術とは別の次元に、日本人の紡いできた言葉の歴史があるのだ。文科省ではパブリックコメントを受け付けている。3月15日までなので、この指導要領に疑問を持った方は、是非この改悪を阻止すべく、声を届けていただきたい。

文科省パブリックコメントはこちらから



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[ 2017/03/02 07:08 ] 教育 | TB(0) | CM(14)

岸井成格よ、教育勅語のどこが「ヘイト的」なのかを説明せよ

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 私は、自分の思想とは対極に位置する朝日新聞の社説を読むようにしているし、報道ステーションの報道姿勢もたまにはチェックているが、サンデーモーニングだけは見る気がしない。そもそもテレビをあまり見ない質なのだが、それでも当事者としての政治家も出演するフジの新報道2001やNHKの日曜討論は、政治家の生の声が聴けるという部分においては情報源となる。しかし、サンデーモーニングには政治家が出ることは稀で、要するに自称評論家や政治素人たちが、好き勝手に欠席裁判をやっているという点において、観る価値もないのだ。

 さて、そのサンモニで、レギュラーコメンテーターの岸井成格から、昨今話題の中心となっている森友学園について、このような看過できない発言があった。

教育方針ですよね。ホントにすごい方針じゃないですか。幼稚園児に教育勅語をこう暗唱させるなんて、今どき考えられないぐらいにちょっとヘイト的なあれがあるんです。


岸井成格


 教育勅語がヘイト的というなら、勅語のどの部分がヘイト的なのか、岸井には説明する義務がある。単に教育勅語の精神が嫌いならそれは個人の自由だが、公共の電波を使って教区勅語に妙なレッテル張りをするなら、その行為こそヘイト的というべきだろう。

 教育勅語は、天皇が臣民に対し、国体を具体的に説明し、一緒に日本の伝統を継承していこうと語り掛けるものだ。明治神宮のウエブサイトにある口語訳を引用してみよう。

 私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。 

  国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。

  このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんと共に、祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。


 極めて日本的な発想である。まず、天皇は我が国をはじめた祖先を讃えているが、我が国が二千年以上も続いてきたのは、「全国民が心を合わせて努力した結果」だとしている。国家の存続を国民が支えてきたのだということを、明治天皇は説いているのである。このような教育方針を示した国家は、後にも先にも日本だけだろう。

 加えて、勅語は、親子、兄弟・姉妹、夫婦、友人などの関係の重要さを説き、学問や社会貢献の大切さを説き、法律や秩序を守ることの大切さを訴えている。この価値観は、家族制度に否定的な一部の極左を除けば、万人が共通して持つものだろう。最後に、明治天皇は、「私もこれらのことを実行するから、皆も一緒にこの道を歩んでいくことを願う」と、結んでいる。君主が民に命令するのではなく、一緒にこの道を歩んで行こうと言っているのだ。これが日本における天皇と臣民の関係性を示している。天皇は民とともにあるという意味で、少なくともこの時代、侵略と搾取が繰り返されていた欧州をはじめとする諸外国の王朝国家とは全く質が異なるのだ。

 さぁ、この教育勅語の何処が「ヘイト的」なのか。戦後サヨクは、教育勅語にある「非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければない」という部分が、戦前の軍国主義を連想させると忌み嫌っている。しかし、国家に安全保障等の非常事態が発生したとき、国民以外の誰がこの国を守るのかという質問に対し、彼らは応えられるのだろうか。彼らが嫌う在日米軍なのか、それとも何が何でも話し合いなのか。血の繋がった兄を暗殺する独裁者相手に、果たして話し合いが成立するのか。

 このように、教育勅語には当たり前の道徳観しか書かれていない。子供たちがこういう精神を持って育てば、日本国の未来は明るく、そして強い。私は森友学園および塚本幼稚園の教育方針のすべてを支持する立場はとらない。子供たちに「日本を悪者にする中国や韓国は心を改めて。安倍首相がんばれ!」と言わせる時点で、非文明国と同じ土俵に乗ってどうするのだ?という気にもなる。しかし、子供たちに教育勅語を教えることは、断固支持する。

 森友学園の問題については、野党や反日メディアは何もかもいっしょくたにし、安倍政権攻撃の具として利用しまくっている。岸井の「教育勅語はヘイト的」というのはまさにその典型例だろう。岸井には説明の義務があるだろう。教育勅語のいったいどこが「ヘイト的」なのか?


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[ 2017/02/28 07:09 ] 教育 | TB(0) | CM(23)

竹島の日 ~ 学習指導要領に難癖をつける朝日新聞の愚

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 本日2月22日は「竹島の日」である。この記念日は、1905年(明治38年)1月28日に島根県への編入を閣議決定が為され、同年2月22日に島根県知事が所属所管を明らかにする告示を行ったことに由来する。竹島の日を定めた島根県の条例は下記のような内容だ。

竹島の日を定める条例(平成17年3月25日島根県条例第36号)

(趣旨)

  • 第1条 県民、市町村及び県が一体となって、竹島の領土権の早期確立を目指した運動を推進し、竹島問題についての国民世論の啓発を図るため、竹島の日を定める。

(竹島の日)
  • 第2条 竹島の日は、2月22日とする。

(県の責務)
  • 第3条 県は、竹島の日の趣旨にふさわしい取組を推進するため、必要な施策を講ずるよう努めるものとする。
  • 附則 この条例は、公布の日から施行する。


 県の条例であるから同然のことではあるが、この「竹島の日」には日本国の影が全くない。島根県が独自に制定した記念日であり、政府の関与は全くない、もしくは、政府は客観的な立場であるという体裁が、この日の実情なのだ。県がこの日に式典を主催し、国会議員がゲストで参加するという形態が常であり、国は主体的立場をとらない。領土にかける国家の意思・意欲の強さは、「独島」をプロパガンダ化している南鮮とは比較するまでもない。

日本固有の領土、竹島


 朝日新聞が16日、社説でこの「領土」を取り上げた。「領土教育 複眼的な思考こそ」と銘打ったこの社説は、小中学校の学習指導要領の改訂案で、「北方領土、竹島、尖閣諸島は我が国の固有の領土」「尖閣諸島に解決すべき領有権の問題は存在していない」という記述が盛り込まれたことに起因する。

 領土は各国のナショナリズムや利害がぶつかり合い、外交上の摩擦の要因になる。子どもたちが日本の主張を知っておくことは大切だ。

 だが政府見解は数学の公式とは違う。日本の立場の表明であり、それを学ぶのみでは現実は理解できない。教室で「尖閣に領土問題は存在しない」と教えても、中国船による領海侵入のニュースは流れる。

 領土とは何か。隣国はどう考えているか。いかなる歴史的経緯があるか。こうした事実を知って初めて、問題を深く、複眼的に見ることができる。


 まず、学習指導要領は、北方領土、竹島、尖閣諸島が日本固有の領土であることを教える方針は示しているが、「他の国の主張を教育現場から排除せよ」とは書いていない。朝日の書きっぷりは、要領が「領土問題は存在しない。以上!」と、他国の意見を徹底的に排除した上で教えるように指導しているかのように印象づけるが、それは事実とは違うだろう。

 例えば、中学校学習要領を見てみよう。文科省が公表した要領案にはこういう記述されている。

「領土(領海,領空を含む。),国家主権」については関連させて取り扱い,我が国が,固有の領土である竹島や北方領土に関し残されている問題の平和的な手段による解決に向けて努力していることや,尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題は存在していないことなどを取り上げること。


 これに対し、朝日は「決められた通りに教えることが従来以上に求められるのではないか。自国第一主義の風潮がはびこるなか、独自の工夫を偏向と批判する空気が広がれば、教員は腫れ物に触るような授業しかできなくなるだろう」と異議を唱えている。

 これは難癖というものだろう。朝日の主張は、指導要領が法的拘束力を持つがために、教員が委縮するというものだと推察する。しかし、領土を正しく理解することが自国第一主義に繋がるというのは妄想以外のなにものでもない。2008年、北海道教職員組合が「竹島問題は韓国の主張が正しく、島根県などが竹島の領有権を求める行為は、日本の侵略・植民地支配を正当化する不当極まりないものである」という論説を機関誌に掲載したが、これは「独自の工夫」でもなんでもない「暴論」だ。こんな連中が委縮するはずなど無い。朝日は「主権の主張=偏狭なナショナリズム」という薄っぺらい解釈でしか領土教育を考えられないのか。それとも、朝日は北方領土、竹島、尖閣の領有権について、何か独自の解釈でもあるのか。

 日本に北方領土、竹島、尖閣諸島の領土・領有権の解釈はひとつしかない。ひとつしかないから、それを指導すればよいだけの話だ。むしろ、政府がこのような指導要領を推進するなら、竹島の日記念式典等においてもその姿勢を態度で示すことを求めるべきだ。竹島の日制定や記念式典において政府が主体となってこなかったのは、単に南鮮への配慮が理由だろう。政府も外務省も、彼の国相手に配慮が何も生まないということを、いつになったら理解するのだろうか。


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[ 2017/02/22 07:08 ] 教育 | TB(0) | CM(21)
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