私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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怖気づいた狂豚が弱々しく吠えている

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 おじけづいた犬はさらに騒々しくほえるものである。


 北のロケットマンこと金正恩が、直々に声明を発表した。声明は北朝鮮の国家最高位とされる国務委員長の名義で出されたが、祖父の金日成も父の正日も、最高指導者名義での声明を発したことはないという。狂った三代目が、自国の存亡の危機を今更ながら認識し、怯えを恫喝に変換して虚勢を張った。その姿は、狂豚がトランプに向けて発した「さらに騒々しくほえる、おじけづいた犬」そのものだ。

金正恩


 大統領となって世界の全ての諸国を威嚇、恐喝して世の中をいつにも増して騒がせているトランプは、一国の武力を握った最高統帥権者として非適格であり、彼は明らかに政治家ではなく、火遊びを好むならず者、ごろつきだということで間違いない。


 このロケットマンは、トランプ大統領を呼び捨てにし、加えて「狂態」「火遊びを好むならず者」「ごろつき」「老いぼれ」と罵った。最大限の抵抗のつもりだろう。強い言葉で自国の軍隊に喝を入れることも考慮しているに違いない。だが、したたかな外交力を持つ北朝鮮にあって、正恩は戦略的ミスを犯している。狂豚は、トランプに対して罵詈雑言を浴びせたつもりだろうが、こういうことばを聞き、トランプの武力行使を容認する米国民はさらに増えるはずだ。豚の発言は対トランプだが、同時に米国の国民をも敵に回したのだ。

 トランプが世界の面前で、私と国家の存在自体を否定して侮辱し、わが共和国をなくすという歴代で最も暴悪な宣戦布告をしてきた以上、わが方もそれに見合った史上最高の超強硬対応措置断行を慎重に考慮するであろう。


 北の三代目は、グアム周辺へのミサイル発射計画を公表しながら、その後「米国の行動をもう少し見守る」と、計画を保留扱いにした。この判断は駆け引きというより、ビビリに見える。代わりに三代目は、グアムへの距離に相当する海上にミサイルを落としたが、この手の行動は、米軍のモチベーションを上げる以外、効果を発揮しないのではないかと思われる。

 トランプは北朝鮮の完全破壊に言及した。それを受けた金正恩のカウンターが、「史上最高の超強硬対応断行」だ。しかしそれは、「考慮する」という弱々しいことばで補われた。完全破壊という宣戦布告に等しい言葉に対し、宣戦布告で応酬できないのだ。ことばとは裏腹に、自力の差を悟っているのだ。

 北朝鮮情勢は、いつ動くかわからない。米国大統領が「すべての選択肢がテーブルの上にある」と発言する以上、彼らも長期化と短期勝負、両面から対応策を検討しているはずだ。河野太郎外相は、米コロンビア大学で講演し、北朝鮮と国交を結んでいる160以上の国々に対して「断交」を求めた。ただ米国に追随するのではなく、日本独自の外交を展開している。総選挙が近いが、明確に言えるのは、いま政権を変えている場合ではないということだ。


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[ 2017/09/23 07:22 ] 外交 | TB(0) | CM(5)

青瓦台がつくる、対北包囲網における日米韓連携の綻び

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 安倍総理が国連総会で演説した。産経ニュースが全文を掲載しているが、約16分間の演説のうち8割を北朝鮮問題に割く大胆なものだったが、同時に、その内容は力強いものだった。

 議長、同僚の皆さま、このたびの危機は、独裁者の誰彼が大量破壊兵器を手に入れようとするたび、われわれがくぐってきたものと質において、次元の異なるものです。
 北朝鮮の核兵器は水爆になったか、なろうとしている。その運搬手段は早晩、大陸間弾道ミサイル(ICBM)になるだろう。
 冷戦が終わって二十有余年、われわれは、この間、どこの独裁者にここまで放恣にさせたでしょう。北朝鮮にだけは、われわれは結果として許してしまった。
 それはわれわれの目の前の現実です。
 かつ、これをもたらしたのは「対話」の不足では断じてありません

 対話とは、北朝鮮にとって、われわれを欺き、時間を稼ぐため、むしろ最良の手段だった。
 何よりそれを次の事実が証明します。
 すなわち94年、北朝鮮に核兵器はなく、弾道ミサイルの技術も成熟にほど遠かった。それが今、水爆とICBMを手に入れようとしているのです。
 対話による問題解決の試みは、一再ならず、無に帰した。
 何の成算あって、われわれは三度、同じ過ちを繰り返そうというのでしょう。
 北朝鮮に全ての核・弾道ミサイル計画を、完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で放棄させなくてはなりません。
 そのため必要なのは、対話ではない。圧力なのです。


 北朝鮮の「前科」をつまびらかにし、対話という国際社会が取った打開策から彼らが得たものが核兵器だったという、現実を正面から見据えた演説だ。同じ過ちを繰り返してはならぬという警鐘であり、当時国としての日本の立場を明確に示したものだ。その主張は、米トランプ大統領が取る対北スタンスと100%合致している。東アジアから距離が遠く、他人事のように見ている国の代表にも、説得力を持つ演説だったはずだ。

安倍総理@国連総会


 日米は、南鮮を加えた3国の連携が必要だと、かねてより訴えている。ところが、南鮮がその連携に穴をあけようとしている。主犯は、文在寅だ。

韓国、北朝鮮に9億円の人道支援決定 年内にも実施へ (朝日)

 韓国政府は21日、国際機関を通じて北朝鮮に計800万ドル(約9億円)の人道支援を行うことを決めた。南北関係などを考慮して実施時期を決めるとしているが、国際機関の事業計画に合わせて年内にも行われる見通し。北朝鮮の軍事挑発が続くなかでの支援には疑問の声も出ていた。

 人道支援の内訳は、国連世界食糧計画(WFP)の栄養強化事業450万ドルと、国連児童基金(ユニセフ)のワクチン・医療品支援事業350万ドル。いずれも妊婦や児童らが対象。韓国統一省の諮問機関、南北交流協力推進協議会が21日の会議で、同省が検討していた事業を承認した。

 韓国による支援を巡っては、菅義偉官房長官が14日、「圧力をそぎかねない行動は避ける必要がある」と指摘。安倍晋三首相も15日の文在寅(ムンジェイン)大統領との電話協議で支援時期を問い合わせていた。


 青瓦台の対北支援は、9億円の人道支援にとどまらない。青瓦台が編成した南鮮の来年度予算には、約1000億円規模の南北協力基金が含まれているという。主要な内訳は、金剛山・白頭山観光と漁業協力に62億ウォン(約6億2000万円)、海運協力、経済特区の開発などの経済協力基盤施設の拡充に563億ウォン(約5億6000万円)、北朝鮮の技術・経済人材育成や鉱業・農業・鉄道・道路協力などの事業に1819億ウォン(約180億円)を割り当てるという大盤振る舞いだ。しかも、これらは本予算ではなく、基金という不透明な運用が可能なかたちで予算化されている。

 対北情勢に対する日米のベクトルは、いまのところ全く齟齬なく、合致している。しかし、西側としての主要プレーヤーの一国である南朝鮮が、そのベクトルから大きく逸脱し、対北融和政策を推進しようとしているのだ。

文在寅


 北の狂豚(ロケットマン)は、ソウルを火の海にするといっている。彼らの眼中にあるのは米国だが、一瞬のうちに火の海にできる南朝鮮は、いわば人質のようなものだ。ところがその人質の頭(かしら)が、「ジョンウンさん、お金を出すからひとつ穏便に…。仲良くしましょうや」とほざいているのである。文在寅の頭の中にあるのは、日米が否定する「対話」の類いだろう。このスタンドプレーを容認することはできない。

 日米韓にできるどんな小さな綻びも、金正恩を利することになる。北朝鮮に対しては、支那やロシアがテーブルの下で手を差し伸べようとしているのは周知の事実だが、なんと文在寅は、テーブルの上で誰でも目視できる形で、狂豚に援助を申し出ようとしているのである。南北朝鮮は休戦しているだけで、事実上は戦争状態にある二国だ。一方が他方を殲滅すると宣言している。その殲滅の標的とされるもう一方が、「金出すから」というのは笑えないコントだ。

 日本はルーピーや空き缶といった、恥ずかしい首相を生んだ時期がある。バカを首相にしたら、国民がえらい目に合うという痛い経験だ。南鮮も早晩、文在寅を大統領に選出した事実を、後悔する時期が来るだろう。殲滅されていなければの話だが。


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[ 2017/09/22 07:09 ] 外交 | TB(0) | CM(15)

自国にミサイルを向ける国家の指導者を礼賛するバカども

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 “闘魂外交”だか何だか知らないが、アントニオ猪木が政府の自粛要請を拒否し、北朝鮮に渡った。北のナンバー2の猪木との会談は、猪木を伝書鳩として利用するための厚遇だろう。帰国した猪木は、北の「国際社会が圧力をかけるかぎり実験を続ける。よりレベルの高いものにしていく」というメッセージを忠実に伝言し、自身の考えとして、北との「対話」の必要性を主張した。

 特定アジア三国は、日本の政界や財界、ジャーナリズム界にこういう便利な駒を持っている。特亜は国民世論に影響を与えそうな人物を抽出し、度々「平和を阻害しているのは日本の側だ」というプロパガンダを流す使命を与えている。鳩山由紀夫などがその筆頭であり、民間から中共大使を経験した丹羽宇一郎なども、財界出身ではあるが、その一人だ。ジャーナリズムでいえば、中共の言い分を何のフィルターも通さずそのまま垂れ流した、朝日新聞の本多勝一などが典型例だ。

 しかし、サヨク全盛期ならいざ知らず、現在の情報社会の中で特亜のエージェントとして仕事をすれば、その立場はミエミエで、たちまちネット等で本性を明かされるのがオチである。とりわけ、猪木のような存在は、相手方に利用されていることが手に取るようにわかるため、返って逆効果を招く可能性もある。エージェントもひと工夫が必要な時代なのだ。

金正恩
狂豚


 そんな中で、正々堂々と平壌を訪問し、8月15日、北の祖国解放記念日の「白頭山偉人称賛国際祭典」に参加し、「金正恩委員長万歳!」と叫んでいた日本の元代議士が2名もいたというのだから、猪木なんぞまだ使いっ走りのレベルなのかもしれない。

 その一人が、元社民党国対委員長の日森文尋だ。日森は、「白頭山偉人称賛国際祭典」で日本代表として「敬意を表します」と狂豚を礼賛し、北朝鮮のミサイルの脅威については「朝鮮は日本を攻撃するとは言っていない。そもそも朝鮮は、過去2000年の歴史で、小石一つ日本へ投げたことはない。日本は何度も侵略したにもかかわらずだ」と、こともあろうに日本側を批判した。

 もうひとりは、民主党野田政権で法相を務めた平岡秀夫だ。平岡については拙ブログで度も批判的に書いたが、今回の訪朝は決定打である。平岡は、同じく北のミサイルの脅威については、「日本国民が北朝鮮に恐さを感じているように、北朝鮮国民もまた、日本の敵対的な行動に恐怖を感じています。そして北朝鮮側も、国際社会の理解を得たいという想いなのです。」と、これまた平壌のスポークスマンを買って出ている。

 北朝鮮は、日本人を拉致したことだけでも犯罪国家である。その国家はノドンで日本を射程に収め、その首領様は「日本列島を瞬時に焦土化できる能力を持っている」「核兵器による無慈悲な一撃で、日本列島が太平洋に沈没するかもしれないことをはっきりと理解するべきだ」と恫喝している。北が投げつけようとしているのは、小石どころではなく、大量殺戮兵器ではないか。このような明らかな敵性国家にのこのこと出かけていき、北朝鮮は何も悪くないなどと言える精神構造が、全く理解できない。平岡については、この人物を法相として入閣させた野田佳彦のコメントを聞いてみたいものだ。

 社民党はいずれ絶滅するだろうが、民主党は民進党と形を変え、生き残る術を模索している。こういう政治家の存在を確認した上で言えるのは、こういう国賊どもに議席を与えることは国益を害する以外に何も生まないことである。日森や平岡は、有権者にとって猛省の象徴である。


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[ 2017/09/13 07:08 ] 外交 | TB(0) | CM(7)

金正恩という「バカ発見器」

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 山尾の下半身スキャンダルで、政治報道が賑やかになっている。山尾は不倫していないと主張しているようだが、その主張が通らないと見るや、民進党離党を表明した。この離党は、山尾の意思ではなく、民進党執行部から促されたものだそうだ。臭いものには蓋という論理で、事態の早期収拾を狙った判断だ。山尾自身は、自分の言い分を信じてくれない執行部に対し、「信用できない」と嘆いているようだが、信用してもらうには状況証拠が揃い過ぎている。どう見ても、山尾に勝ち目はない。

 ところで、6日にブログで取り上げた化石サヨクの「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」のいつものメンバーに、山口二郎の名前がなかった。どこで活動しているのかと思ったら、南鮮のハンギョレで反アベを大々的に語っていた。印象的な反アベトークを抜粋してみると、こうなる。

[寄稿]正しい危機感とは何か by 山口二郎 (ハンギョレ新聞)

 テレビは通常の番組を中止して、ミサイル関連情報を流し続けた。しかし、日本政府および報道機関の過剰なまでの騒ぎ方には、国民に恐怖心を植え付けるためのプロパガンダではないかという疑問を感じる。

 日本の政府はミサイルから国民の生命を守ることについて真剣に考えているとは言えない。北朝鮮のミサイルの恐怖を煽ることは、政府に従順な国民を作るためと思われる。

 今の日本にとって必要なことは、いたずらに脅威を煽ることではない。朝鮮戦争以来半世紀以上北の脅威と向き合ってきた韓国の人々に、正しい危機感とは何か、教えを乞うことだと思う。


山口二郎


 山口よ、南鮮国民に正しい危機感があるなら、彼らは親北派の文在寅を選択したかったのではないのか。今の今まで、「対話」が北朝鮮の核開発のための時間稼ぎに使われ、「対話」をするごとに危機レベルは低く抑制されるどころか、逆に高くなってきたのが事実である。そういう現実から目を背け、ひたすら「対話」を求めることは、北朝鮮の思惑と合致する。文在寅すら、米国から叱られたのか、今は「対話」を引っ込めつつある。山口の情けないところは、一応は政治学者でありながら、その主張がテレビに出て来る素人コメンテーターと大差ないことだ。

 山口理論は、もうお馴染みのサヨク陣営の主張そのものである。即ち、好戦的な安倍政権は対話を拒否し、それを正当化するために北朝鮮脅威論を“プロパガンダ”として垂れ流し、国民に恐怖心を植え付けた。北朝鮮という仮想敵国を仕立て上げることによって、政権は求心力を高めようとしている。次に来るのは戦争だ……云々。

 自国の放送局が通常のカメラで捉えられる距離にミサイルを撃ち込まれ、加えて自国の上空を通過するミサイルを撃たれてなお、「安倍政権は脅威を煽り過ぎ」というなら、山口のような人物は、自国にミサイルを撃ち込まれるまで自分たちの間違いを認めないのだろう。いや、自国にミサイルを撃ち込まれてもなお、「安倍政権が圧力を過度にかけたためだ」と言い出しかねない。つまり、彼らにとっては、何を語るにも、「安倍政権が悪いという前提」がなければならないのである。

 金正恩という存在は、日本にとって有害なだけである。無理やり、石ころのような利点をこの狂豚に見出すとするなら、それは、山口二郎のようなバカを炙り出すのに使えるということだ。そういう意味で、「金正恩はバカ発見器」と定義できるだろう。


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[ 2017/09/08 07:08 ] 外交 | TB(0) | CM(13)

北朝鮮の核が意味する「悪夢」とは戦争だけなのか

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 北朝鮮が3日、去年9月に続き、6回目の核実験を行ったと発表した。北朝鮮国営の朝鮮中央テレビよれば、これは大陸間弾道ミサイルに搭載するための水爆の爆発実験ということで、平壌は核兵器の実用化に向け、着々と歩を進めているということである。

 朝日新聞デジタルに、「核といのちを考える」という特集・連載コーナーがある。広島や長崎の原爆被害を中心に、核兵器がどんなにむごいものかを論じ、核兵器廃絶を訴えるものだ。確かに、唯一の被爆国として、核兵器の不使用および廃絶は、理想的には正しい。しかし、核兵器のむごさをアピールするだけでは、それを無くすことができないのも、また一つの事実である。核兵器は、その殺傷力や将来にわたっての影響などを背景に、自国の外交的立場を優位に持っていくツールでもあるのだ。それを今まさに実践しているのが、北の金正恩である。

金正恩


 この水爆実験を受け、主要各紙は一斉に社説で、この北の暴挙を論じた。

毎日: 北朝鮮が大規模核実験 全力で危機を封じ込めよ

 私たちは、一つの方策として日米韓中露という北朝鮮問題に利害を持つ5カ国による協議を開くことを提案した。米朝の軍事衝突で利益を得る国などない。だからこそ、北朝鮮リスクを管理するという一点で協力する余地はあるはずだ。
 北朝鮮を取り巻くのは経済力や軍事力での主要国ばかりであり、地域に対して責任を持っている。悪夢を防ぐため、全力で危機を封じ込める努力が各国に求められる。
 最も深刻な脅威にさらされているのは日本と韓国だ。日本には、外交的解決を先導していくという覚悟が必要である。


朝日: 核実験の強行 国際枠組みの対処急げ

 先の安保理決議で決まった石炭の全面禁輸などを履行するのは最低限の義務として、中国は具体的な方策を駆使して平壌に真剣な警告を発するべきだ。
 そのうえで中ロと日米韓は、北朝鮮の行動を少なくとも一時的に停止させる外交的な措置をめざす必要がある。
 日韓だけでなく、中ロにも計り知れない影響をもたらす軍事行動は選択肢になりえない。まず中国が影響力を最大限に行使したうえで、既存の6者協議も活用し、米朝間や多国間の対話の枠組みづくりを進めたい。


 朝日、毎日の両社とも、「対話」で解決せよと力説している。もちろん、軍事行動が最終的なオプションであることは事実だが、単に「北朝鮮にとっての時間稼ぎ」だけだったことが証明された「6者協議」を再び持ち出す朝日の無責任さは、批判されるべきだろう。

 毎日新聞が言う「悪夢」とは、即ち「戦争」ということになるのだろう。米国(または米韓)が北を先制攻撃し、北が報復し、日本や南鮮に人的被害が及ぶことを、彼らは「悪夢」と表現しているのだと思われる。

 しかし、北の核兵器保有化がもたらす「悪夢」は、近隣諸国である日本にとって、近視眼的に捉えられるものではない。北が核を持つことは、北の核保有を背景にした外交圧力を、我が国が核保有をしない限り、永遠に受け続けるということを意味する。それは、短期的には拉致被害者奪還の放棄を意味し、将来世代にとっての禍根となる。全面的に対話を否定するわけではないが、今までの対話は、結果的には問題を先送りにされただけだった。それ以上の結果を求めるなら、別な発想力が必要だ。

 反日・反戦色が強いTBSで、世論調査が実施された。

対話か圧力か?

北朝鮮の核やミサイルの開発を止めさせるためには、対話を重視すべきだと思いますか。
それとも、経済制裁など圧力を重視すべきだと思いますか?

対話を重視すべき   29%
圧力を重視すべき  57%
(答えない・わからない) 14%


 一般的に見れば、理想を掲げる新聞よりも、国民のほうが現実的だということだ。

 国民の生命と財産が脅かされようとしているとき、理想論だけでことを語ってはならない。理想は現実性を保証しないから理想というのだ。いま、理想だけを振りかざすのは、無責任であるだけでなく、害悪でもある。


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