私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  > 

日本メディアは、中共の「国家レベルの言論統制」に対してこそ抗議せよ

← 応援クリック、ありがとうございます。

 岸田外相が、北京で中共の王毅外相と会談した。主要紙は社説でこの会談に対する論評を書いているが、その論調は全く異なる。産経新聞は、支那の一方的な海洋進出が関係国に脅威を与えていて、それにほおかむりしたまま「歴史を直視し」などと日本に注文をつける態度を「説教強盗」と批判した。読売は「国際法を無視した人工島造成を強行し、関係国との緊張を作り出しているのは、中国の方だ。王氏の発言は筋が違う」と、これも支那に厳しい。


 これに対し、毎日は「現実と歴史を直視した理性的な対話の継続が土台だ」と、両国間に歴史問題が存在することを肯定するような書き方をしている。中共が主張する歴史問題を土台にせよというのは、日本人に対して「歴史で譲歩せよ」という流れを作るためのもので、北京の言い分の伝聞である。朝日新聞はそれ以上にわけのわからない主張を展開している。

 これに対し中国側は、日米ともに南シナ海問題の当事者ではない、と反発している。王外相は、とくに日本に対し「関係を改善したいという一方で、様々な場面で中国に難癖をつけている」と非難を強めてきた。

 だが外交はしばしば、協力と対立が同居するものだ。問われるのは、対立点よりも一致点の価値を高め、互いに利益を広げようとする知恵と工夫である。

 今の両政府間にはその十分な努力の跡がみられない。逆に、少ない対立点が関係全般に悪影響を及ぼしている。今年1月の北朝鮮の核実験後、外相間の電話会談を2カ月以上、中国側が拒んだのは子供じみている。


 朝日は社説で概ね中共に対する批判を展開しているのだが、その結論で、原因を「両政府間には外交上の十分な努力の跡がみられない」とし、日本政府にも責任があるとしている。これはおかしい。

 王外相は、会談の冒頭、関係改善を促した岸田大臣に対して、わざわざテレビカメラの前で「ぎくしゃくしている原因は日本自身が一番よく分かっている」と発言している。これは中共の宣伝工作なのだが、それに乗っかる日本の左派メディアは、プロパガンダの散布に一役買っているということになる。

 王外相は会談で、日本に対して4つの要求を突き付けた。

  • 誠実に歴史を反省し、「一つの中国」政策を守る
  • 積極的かつ健康的に中国の発展を取り扱い、「中国脅威論」や「中国経済衰退論」をまき散らさない
  • 経済面で中国を対等に扱い、互恵を基礎に各領域の協力を推進
  • 国際・地域協力で中国への対抗心を捨てる

 いずれの項目も、支那にとって不利益を回避しようとするもので、「日本は支那のための態度を取れ」という、理不尽な要求だ。このうち、「中国脅威論をまき散らさない」という要求は、支那の海洋進出、岩礁埋め立て等々、支那が一方的に起こして来た問題に「目を瞑れ」という要求である。このような要求こそ、脅威ではないのか。「中国経済衰退論」を払拭するのは中共の責任であり、日本に要求すべきことではない。

 新聞は、この中国脅威論をまき散らすなという要求に対してこそ、紙面を通じて抗議すべきである。国家が国家に対して「国家レベルの言論統制」を要求することにこそ、メディアは反応すべきではないのか。それをしないななら、昨今言われる「メディアの萎縮」は、安倍政権によるものではなく、中共の圧力が原因であることを自白すべきである。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご面倒ですが、是非ともランキングバナーのクリックをお願いいたします。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
[ 2016/05/01 10:28 ] 外交 | TB(0) | CM(14)

TBSは“萎縮知らずのメディア”の恰好の見本だ

← 応援クリック、ありがとうございます。

 マスメディアは圧力によって萎縮しているということを盛んに宣伝する人々がいる。この人々はある種の「ありもしないメカニズム」をあたかも存在することとして定説化させようとしているだけだ。その「ありもしないメカニズム」とは、「反権力には自由がない」、「反権力はいつも虐げられている被害者だ」というもので、その被害者根性は、日本政府にたかる南朝鮮のそれとよく似ている。しかし、そのようなメカニズムは実際には存在せず、存在するものとして宣伝されているだけだ。

 萎縮などというものが宣伝に過ぎず、テレビ番組を制作するテレビ局側が、自由な報道を全身で謳歌している実態は、例えばこういうところに現れる。

TBS 本屋大賞の偏向報道


 TBSの「あさチャン」という情報番組で、2012年から2015年までの本屋大賞受賞作を紹介していた中、2013年度だけ意図的に外されていた。言うまでもなく、2013年の大賞受賞作は「海賊と呼ばれた男」。作者は百田尚樹氏である。

 当然ながら、百田尚樹氏は権力を持たない一人の作家である。だから、このケースを以って権力とメディアの萎縮を語ることはできないが、少なくとも、テレビ局側が恣意的な編集を施して、「伝えたくないことを伝えない自由」を実践していることは確かだ。この場合、2013年だけを外すのはあまりにも不自然であり、意図があったとしか思えないのだ。ちなみに、海賊と呼ばれた男の発行部数は、上下巻累計で364万部を突破していると言われ、TBSが報じた3作と比べて桁違いに多い。

 しかし、メディアの問題点は「報道しない自由」だけではない。中には「報道テロ」と呼ぶに相応しいものもある。今週月曜日の25日、同じくTBSの番組「ひるおび」で、菅官房長官が衆院北海道補選で自民党公認の和田義明氏が初当選したことについて発言している記者会見の映像を流した際、北朝鮮国営放送の「南朝鮮のかいらいらとアメリカの後頭部をいつでも攻撃できる刀を刺せるようになった」というテロップを流した。

菅官房長官の発言を使った報道テロ


 このテロップが果たして故意に挿入されたものだったか、或いは過失によるものなのかは、メディア当事者のみが知る。しかし、この事件の主役がTBSであるが故に、「故意ではないのか」と思う人が少なくないのには理由がある。TBSには数多の前科があるのだ。似通ったものが、石原都知事の失脚を狙った捏造テロップ事件だ。Wkipediaから引用しよう。

2003年10月28日、石原は「救う会東京」の集会で基調講演を行った際、「私は日韓併合を100%正当化するつもりはない。彼らの感情からすれば、そりゃやっぱり忌々しいし、屈辱でもありましょう」と発言した。

この発言をサンデーモーニングは「石原都知事の問題発言」として放送し、石原発言の音声編集の際に「私は日韓併合を100%正当化するつもりぁ・・・」と最後の部分を聞き取りづらくし、その上で「私は日韓併合を100%正当化するつもりだ」と全く正反対のテロップを付け、朝鮮総聯からの抗議を伝えた後VTRが終了。司会者の関口宏から話をふられたコメンテーターも、このテロップに沿って石原を批判した。

11月5日、TBSは別の番組で「テロップミス」があったことを認め、謝罪した。

2004年(平成16年)2月9日、石原は「悪質な捏造の意図を感じざるを得ない」とし、名誉毀損で刑事告訴した。同年12月14日、同番組プロデューサー4人が東京地方検察庁に書類送検された(その後、不起訴処分となった)。


 本屋大賞の歴代受賞作から百田氏のベストセラー作品を消したのも、菅官房長官の発言に平壌の主張をかぶせたのも、「意図をもって」と解釈されるのには、こういったTBSの「前科」が影響している。そして、その前科をまるで反省していないことは、サンモニの偏向報道や一方的主張の垂れ流しで明らかだ。だからTBSは信用されないのである。

 どうしてこうもすぐバレるような浅はかな恣意的報道を繰り返すのか。理由は、TBSは「まだ視聴者は騙せる」と思っているからだろう。「ネットで批判する奴は全体から見ればごく一部。その他大勢の愚民はいまだに放送局が流す情報を鵜呑みにする」という昔ながらのロジックから、TBS自身が脱皮できていないのだと思われる。

 “自らのルール”による自由な報道を謳歌するTBSは、萎縮知らずのメディアの恰好の見本である。

TBS「報道テロ」全記録―反日放送局の事業免許取り消しを! (晋遊舎MOOK)
TBS「報道テロ」全記録
反日放送局の事業免許取り消しを!



最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご面倒ですが、是非ともランキングバナーのクリックをお願いいたします。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
[ 2016/04/30 07:42 ] メディア | TB(0) | CM(17)

舛添が問われているのは「非常識さ」である

← 応援クリック、ありがとうございます。

 この問題に過度に固執するつもりはないのだけれど、内容があまりにひどいので再度取り上げる。いわゆる「舛添都知事公用車で湯河原別荘通い」の件だ。舛添は昨日の会見で、批判が続出しているこの問題について、情けないほどの言い訳に終始した。

舛添知事、公用車は「動く知事室」 別荘通いの必要性、改めて強調 (産経)

 公用車でほぼ毎週末、温泉地として知られる神奈川県湯河原町の別荘に通っていたことが発覚した東京都の舛添要一知事が28日、都庁で定例会見を行った。舛添知事は「公用車は『動く知事室』。移動中もしょっちゅう電話のやりとりをしている。運転手には守秘義務もあり、セキュリティーも確保されている。これはタクシーではできない」と述べ、別荘までの移動に公用車は不可欠との認識を示した。

舛添要一


 また、東京都世田谷区の自宅の風呂が狭く、昨年4月の股関節の手術後、半身浴しかできないことから、「リハビリのためにも、週に1度くらいは(別荘の)広い風呂で脚を伸ばしたい」とも述べ、別荘通いの必要性も改めて強調した。

 「今後、別荘通いの回数を減らすことはあるのか」との質問には、「いろんな仕事の状況や体調を考えながら、考えたい」と述べるに留めた。

 舛添知事はここ1年、定例会見後に湯河原に直行するケースが多く、「今週も行くのか」とする質問には、「今週はいきません」と答えた。


 自宅で半身浴しかできないことが、湯河原に通わなければならない理由にはならない。都内には銭湯もあるし、百歩譲ったとしても、全身浸かれる浴室付きの宿泊施設はいくらでもある。舛添は会見でこうも語っている。

私は知事としての職責を果たすために健康を維持するというのは非常に重要だと思っていますから


 こんなことは、社会人として常識である。都知事だろうと、一般の社会人であろうと、健康維持は「重要」である以上に「責任」だ。社会の一員のそれぞれが、その責任を果たすために自分で工夫し、節制もしているが、都知事だから特別なことが許されるというなら、あまりに傲慢だ。

 舛添の場合、湯河原に向けて都庁を出発している時間が、大体金曜日の午後2時半前後に集中しているのだそうだ。金曜日は都知事の会見がある日だが、「この後、公務が立て込んでおりますので」、「予定が詰まっておりますので」という理由で会見を打ち切り、その後湯河原に向かっているということである。そのことを質問された舛添の答えが、「私は24時間365日、自分の健康管理も含めて都民のために働いていると思っているから問題ない」というのだが、こういうのを「一緒くた」というのである。

 健康管理にまで税金を使われては、都民はたまったものではないだろう。舛添は、法令違反はしていないという。しかし、法令違反以前に、舛添に問われているのは「非常識さ」なのだ。足を延ばして湯船に浸かりたいなら、自腹で自宅の風呂を改装すればよい。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご面倒ですが、是非ともランキングバナーのクリックをお願いいたします。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
[ 2016/04/29 09:05 ] 政治 | TB(0) | CM(19)

南鮮など放っておけ! ~ 日韓合意に「少女像撤去の言及なし」と大嘘を言う朴槿恵

← 応援クリック、ありがとうございます。

 以前も少々書いたのだが、昔ほど南朝鮮のことが話題にならなくなったのは、嫌韓ブームが去ったのではなく、日本人にとっての南鮮政府および彼の民族のポジションが確定したからだと思う。彼らの素性は既に語りつくさるほど語られたが、それを象徴するのが謝罪、金であり、それらを要求する精神的なバックグラウンドには「民族の矜持」とは裏腹の「劣等感」がある。

 拙ブログでは南鮮のことを書く機会が減ったが、それにはふたつの理由がある。ひとつは、書いていて全く面白くないこと(笑)。そしてもうひとつは、彼らを相手にする必要性そのものが感じられないことだ。しかしながら、彼らと我が国の間には、ケリをつけるべき案件がある。それが昨年末の日韓合意の履行である。私はこの合意に必ずしも賛成していないが、両国が合意した以上、お互いに履行するのは当然だ。しかし、案の定というべきか、朴槿恵の腰が極端に引けはじめている。

日韓合意履行「ずいぶん遅れている」…朴大統領 (読売)

 【ソウル=井上宗典】韓国紙・朝鮮日報によると、韓国の朴槿恵大統領は26日、韓国大統領府で開かれた韓国メディア幹部との懇談会で、慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意について、「(合意の履行を)遅らせるのは良いことではない。今でもずいぶん遅れている」と述べ、元慰安婦を支援する財団の設立などを早期に進める考えを示した。

朴槿恵


 朴氏は、日韓合意に関連し「(在ソウル日本大使館前の)少女像撤去と結びつけられているが、日韓合意で全く言及されなかった問題だ。(このような議論は)被害者の助けにならない」と強調した。日韓両国では少女像撤去が財団の資金拠出の前提条件との意見が出ており、これをけん制した可能性がある。


 先週の総選挙で過半数を取れず惨敗した、朴槿恵率いるセヌリ党。現状、南鮮の国会を占める左派の議席の割合は57%を占めるという。野党が結託すれば、朴の動きを阻止することが可能で、与党は法案を通すこともできない。まさに袋小路だ。22日に南鮮ギャロップ社が出した世論調査の結果では、朴の支持率は、前週から10ポイントも落ち政権発足後最低の29%。そんな状況で出てきたこの発言だ。

 日韓合意においては、慰安婦問題は「最終的かつ不可逆的」に解決されると謳われた。不可逆的ということばの持つ意味は、文字通り「蒸し返すな」ということで、これは南鮮の今までの所業に辟易としてきた日本側が取り付けた「手形」だ。この問題が、少女像がそのままの状態で「最終的に解決」されると考える思考回路が理解できないが、南鮮民族の血であり酸素である反日、その象徴的な存在である慰安婦問題は、約束履行の前に頓挫する気配が鮮明になってきた。

 朴は少女像の撤去を、「日韓合意で言及されなかった問題」と言っているが、これは大嘘だ。日韓合意において、南鮮尹炳世外相はこのように述べており、きちんと記録に残っているのだ。

韓国政府は,日本政府が在韓国日本大使館前の少女像に対し,公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し,韓国政府としても,可能な対応方向について関連団体との協議を行う等を通じて,適切に解決されるよう努力する。


 努力目標だと逃げようにも、外交の記録に残れば「言っただけ」では済まされない。まして、その事実を否定しようとする朴槿恵の信頼性は、外交相手としてゼロどころかマイナスである。

 日本が日韓合意で目指したのは、南鮮との最終的な解決以上に、国際社会の目だろう。約束したのだから、履行しない方が国際社会の信頼を失うという「装置」を組み込んだ日本側が、自ら動くことはない。放っておけばいいのである。あの像を撤去できるかできないかで、二国の外交の方向性は決まる。そういえば、先月初旬に、安倍総理は伊勢志摩サミットに朴槿恵を招待するというニュースがあった。もし実現するのであれば、いったいどのツラを下げて来日するのか、見てみたいという野次馬根性も働く。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご面倒ですが、是非ともランキングバナーのクリックをお願いいたします。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
[ 2016/04/28 07:15 ] 外交 | TB(0) | CM(18)

高額出張費の次は公用車の私的使用 ~ 正当化できない舛添の都税濫用

← 応援クリック、ありがとうございます。

 橋下徹の公式メルマガのダイジェストがプレジデントONLINEのサイトに掲載され、かなりの注目を集めている。「舛添さん、都知事はそんなに偉いんですか!?」というタイトルのこの記事で、橋下は、「東京都知事がそんなに偉いのかね。知事の外交なんてそんなに意味ないよ」と批判し、舛添の都市外交におけるファーストクラス、高級ホテル利用を「もう面子だけ」と切り捨てた。歯に衣着せぬ物言いが様々な話題を呼んだ橋下だが、財政難の中で改革を迫られた元大阪府知事の妬みが仮にあったとして、それを差し引いても正論である。

舛添要一


 産経など一部を除き、メディア全般には、舛添に対する批判姿勢に消極性が見られる。一般紙もテレビも、「報道しない自由」という権利行使に踏み切った感があり、舛添高額出張費関連の報道は、量が極めて少ないように思われる。一般紙やテレビが距離を置けば、週刊誌の出番である。最近絶好調の文春が、短いながら、新たな疑惑を世に問いかけている。

舛添都知事が公用車で温泉地別荘通い (週刊文春)

 往復の飛行機はファーストクラス、宿泊先は高級ホテルのスイートルーム、年間の海外出張経費は3億5000万円也……舛添要一東京都知事(67)の「豪華すぎる海外出張」へのブーイングが日に日に高まっている。だが当の舛添氏は、4月12日から18日まで例によってファーストクラス&スイートルームでニューヨーク、ワシントンを外遊した。そんな折、小誌にある「内部告発」がもたらされた。

舛添都知事は週末に東京を離れて、公用車で湯河原にある自分の別荘を訪れている

 小誌が早速、情報公開請求によって、舛添氏の公用車の運転手が移動経路を記録した「庁有車運転日誌」を取り寄せたところ、驚くべき事実が判明した。

 この記録と小誌の取材によると、舛添氏は、昨年4月からの約1年間で、実に49回にわたって、毎週末、公用車で、温泉で名高い神奈川県湯河原町にある別荘を訪れていたのである。都内のハイヤー会社によると「都庁と湯河原の往復で約八万円かかります」というから、その総額は単純計算でも400万円を超える。

 問題の別荘は、舛添氏の妻が代表取締役を務め、自身も役員を務めるファミリー企業が所有しており、敷地面積は約三百坪。温泉もひいているというが、舛添氏はいったいここで何をやっているのか。そもそも、都知事が毎週末、都心を離れることに危機管理上、問題はないのだろうか。舛添氏は、知事秘書室を通じて、次のように回答する。

「知事の職責は都政全般にわたる広範なものであり、時間や場所を問わない。週末には、その週の業務のまとめと翌週の公務のための準備を世田谷や湯河原の事務所で行っている。危機管理上万全の体制を講じており、問題ない」

 舛添氏に、都知事として1300万人の都民の命を預かる責任者としての自覚はあるのだろうか。


 号泣会見の野々村竜太郎の訴状は、3年間で344回の“カラ出張”だが、舛添は1年間に“実態”がある49回。比較する以前に、どっちもどっちと言うべきだろう。知事秘書室を通じた回答は、「俺サマは忙しいんだ。文句あっか!?」という開き直りだから、目も当てられない。

舛添要一


 この問題を早々に調査しようとした都議会議員のおときた駿氏は、窓口の総務課と秘書課でたらい回しに遭い、今日のところは総務課長に逃げられたそうである。その総務課と秘書課はともに、舛添が肝いりで作った政策企画局に在る。恐らく局幹部から、「今日は『わからない』で通せ」という采配があったのだろう。

 猪瀬直樹氏は5000万円の政治資金問題で都知事の職を追われたが、金の多寡でいえば、舛添がメンツだけで浪費する都税はその5000万円を遥かに超える。超豪華な都市外交に費やされる都税に加え、公用車の私的な濫用が明るみに出た今、「権力を監視する役割」と自認するマスメディアは、この問題を追及すべきである。週刊誌に負け続けるなら、大手マスメディアの「メンツ」が丸潰れではないか。「追及する相手が安倍政権だけ」だと、予め決まっていなかったらの話だが。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご面倒ですが、是非ともランキングバナーのクリックをお願いいたします。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
[ 2016/04/27 07:14 ] 政治 | TB(0) | CM(18)
カレンダー
04 | 2016/05 | 06
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: